「俺は、自分のことを信じてる」そう言い切れる生き方をしてきた、俳優・哀川翔。芸能界の第一線を走り続け、「嘘をつかない」「人を傷つけない」「人の物は盗まない」という、当たり前だが難しい三箇条を守りとおす生きざまに、多くのファンが魅了されている。
そんな哀川からは、印象的なフレーズがこぼれる。
肩書なんていらない
「一人戦国時代」を生きてきた感じさ
自分からは絶対あきらめない
そう簡単に言える言葉ではない。まじめにコツコツとやり続けてきた男だからこそ、真正面から発することができるのだ。歳を重ねれば重ねるほど、哀川の言葉の重みを感じるだろう。
人生に迷ったらこの本を読め、そう言いたくなる一冊だ。
『翔、曰く』 哀川翔・著
¥609(税込)