悩める課長、リーダー必見！優勝請負人はいかにしてチームを束ねるのか？

「モウリーニョ監督はどんな監督も成し得なかったことを達成しました。短期間のうちに選手全員の人間性を把握したうえで、目指すべきビジョンを示し、どうすればチームが機能してモチベーションが上がるのか、すべての答えを用意していました。」
（デコ：元ポルトガル代表）

 2012年5月、リーガでの3季ぶりのレアル・マドリード優勝を筆頭に、ポルト、チェルシー、インテルを勝利に導き、新時代の最強監督として世界の注目を集めるジョゼ・モウリーニョ。超一流選手の個性がぶつかるチーム内を、彼はいったいどのようにひとつにまとめ、統率したのでしょうか。

 ディディエ・ドログバ（コートジボワール代表）や、デコ、ジョルジュ・コスタ、ビトール・バイーアなどの元ポルトガル代表選手たちのコメントやエピソードを交えつつ、モウリーニョのリーダーシップを徹底分析します。

 「リーダーシップを発揮するうえでもっとも重要視されるのは、信頼関係を築き上げる力だ。この点で、モウリーニョはまさに偉大な達人である。彼は決してピラミッドの頂点にいる存在ではなく、輪の中心にいるリーダーだ。」

欧州三大リーグ（イングランド、イタリア、スペイン）を制覇したモウリーニョの原点をひも解く1冊。モウリーニョの勝ち続けるメンタリティー、1歩先を進むサッカー哲学を、本人公認のもとで明らかにします。リーダーシップについて悩むビジネスパーソンに、ぜひお試し頂きたい1冊です。

 著者：ルイス・ローレンス　
1962年生まれ。リスボン自治大学講師。ジョゼ・モウリーニョとは同郷の幼馴染。これまでに『ジョゼ・モウリーニョ』（講談社）と『Jose Mourinho: un ciclovictrias』（未邦訳）の2冊の著書がある。     

書名：モウリーニョのリーダー論
著者：ルイス・ローレンス
訳者：タカ 大丸
発売日：2012/5/19
定価：1,575円（税込）