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実は英語や会計の知識よりも重要な「法律力」

 英語や会計の知識が、ビジネスパーソンに必要な基礎的な知識として挙げられることはよくあります。しかし、英語はあくまでツールであって中身のスキルがなければ意味がありません。また、会計知識をフルに使う職場というのは、案外少ないのが実情です。
 それに対し、仕事上の契約や日常の商行為など、多くの場面で「法律」が登場します。そう考えていくと、実はビジネス・パーソンとして最低限必要なスキルは、「法律力」であると言えます。各種の資格試験の多くで法律科目が必修科目として課されているのも、その事実を表しています。

●「法律力」とは?
 では、「法律力」とはどのような能力を指すのでしょうか。一言でいえば、「法的思考力と法解釈力を合わせたもの」です。
 そもそも法律が適用される場面というのは、ある利益についての対立が生じている状況です。そのため、「法律力」を身につければ、利益対立をバランスよく解決し、論理的に説明することができるようになります。また、初めて見る条文であっても、その趣旨を正確に読み取ることも可能になります。

●六法からさまざまな力を養う
 本書では、法律の中心である「六法」を対象として、憲法からは「バランス感覚」、民法からは「社会のさまざまな出来事をクリアに見ることができる観察眼」といった具合に、各法律のエッセンスについて分かりやすく解説していきます。それぞれの法律の核心を知ることで、「法律力」を基礎から着実に身につけていくことができる一冊です。

書名:荘司雅彦の法律力養成講座
著者:荘司雅彦

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