著者は、元『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙のジャーナリストで、
現在は、パリに住む3児の母親パメラ。
アメリカ人である彼女は、結婚後、パリに移り住み、妊娠。
はじめての育児をフランスでおこなうことになります。
そこで、パメラは、アメリカとフランスの「子育て」の
違いに 大きな衝撃を受け、 フランス流の「子育て」には
多くの謎があることに気づきます。
例えば、フランス人の赤ちゃんが朝までぐっすり眠るのはなぜ?
小さな子どもでも、ちゃんとテーブルについて
コース料理が食べられるのはなぜ?
お菓子をねだって泣き喚いたりしないのはなぜ?
子持ちのママとパパがいつまでも男女の関係でいられるのはなぜ?
などなど……。 日本人にとっても、たいへん関心が高い多くの謎に迫り、
ユーモア溢れる筆致で、フランス流「子育て」の極意を解き明かします。
【目次より】
序 章 フランスの子どもは食べものを投げない
第一章 パリ移住と妊娠
第二章 パリの妊婦はなぜスリムなのか
第三章 フランス人の赤ちゃんは朝までぐっすり眠る
第四章 お菓子づくりは教育の宝庫
第五章 保育所はすばらしい
第六章 フランス人ママは母乳にこだわらない
第七章 フランスの魔法の言葉
第八章 フランス流、夫婦円満の秘訣
第九章 フランスの食育はおどろきの連続
第一〇章 なにかがちがう、フランス人の親の叱りかた
第一一章 子どもには子どもの人生がある
終 章 フレンチな未来
【著者・訳者プロフィール】
著者 パメラ・ドラッカーマン コロンビア大学大学院卒業。『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙で外国特派員として、サンパウロ、ブエノスアイレス、エルサレム、パリに駐在経験をもつ。夫と娘、双子の息子らとともにパリ在住。
訳者 鹿田昌美(しかた・まさみ) 国際基督教大学卒業。訳書に、『ソウル・サーファー サメに片腕を奪われた13歳』(ヴィレッジブックス)、『そばかすの少年』(光文社古典新訳文庫)、『大きい族の小さな少年 マンクル・トロッグ』(小学館)など多数。
http://shinsho.shueisha.co.jp/書名:フランスの子どもは夜泣きをしない―パリ発「子育て」の秘密
著者:パメラ・ドラッカーマン 訳者:鹿田昌美
発売日:2014年4月25日
定価:本体1,500円+税