故・中村粲(あきら)獨協大学教授が創設した昭和史研究所会報に連載した20人の日本軍兵士らの朝鮮人慰安婦に関する証言集。慰安婦を「性奴隷」としてユネスコの世界記憶遺産に登録しようとする中国・韓国の反日団体への反論資料としてまとめられた。このたび「歴史の真実を求める世界連合会」理事長の目良氏、同会細谷氏らが中村教授の遺志を継ぎ出版にこぎつけた。
第1部「中国と朝鮮半島の話」13人、第2部「東南アジアと南洋の島々」7人の元日本軍兵士らが2人をのぞき実名で証言する。第3部は「米国軍人が語った朝鮮人慰安婦」で占領軍として事情を聴いた米国軍人2人の証言だ。明らかになるのは、朝鮮人慰安婦が決して日本軍によって強制連行された性奴隷などではないという事実。貧困家庭出身で遊郭や女衒(ぜげん)に身を売った売春婦で、兵士より高給を稼いで実家に仕送りをしていた。「幸せ!」と語る女性もいた。そんな実態を米軍人も裏付けている。本書は一級の史料だ。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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