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白石一文さん原作映画「火口のふたり」キネマ旬報ベスト・テン1位

 直木賞作家、白石一文さんの恋愛小説『火口のふたり』(2012年、河出書房新社)を原作にした映画「火口のふたり」(2019年公開、荒井晴彦監督)が、第93回キネマ旬報ベスト・テンで日本映画1位を受賞した。2020年2月4日、キネマ旬報社が発表した。

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写真は『火口のふたり』(河出書房新社)

 東日本大震災をきっかけに白石さんが生きることの意味を問い直して書いた作品。従兄弟同士の男女がひかれあう危険な恋を描いた。

 映画は白石さんの承諾を得て、舞台を福岡から秋田に移して撮影。キャストはダブル主演の柄本佑と瀧内公美の二人だけという異色の作品。インモラルな二人だけの世界に引きずり込まれる。瀧内は主演女優賞も受賞した。

 原作は単行本のほか河出文庫からも出ている。

 白石さんの新作『君がいないと小説は書けない』(新潮社)が、自伝的作品と話題になっている。

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