新型コロナウイルス感染拡大の影響で、外食を控えなければならなくなり、家でご飯を作る回数が増えた人は多いだろう。忙しい時にに頼りになるお惣菜やお弁当も、今はなかなか買いに行きにくい。
そうなると、いつもよりさらに大変になってくるのが、献立を考えること。栄養バランスやいろどりなどを考えながら、マンネリ化も気にかけなければいけない。
そんなときに役立つレシピ本が、『"ただいま"から30分でできる! いつものごはんは、きほんの10品あればいい』(小学館)。これがあれば、「何をつくるべきか」「何をつくらないべきか」もう迷わないという。
著者は、2010年からTwitterで「きょうの140字ごはん」を発信し続けている寿木けいさん。寿木さんの現在のフォロワー数は12万を超えている。
本書では、寿木さんが3,000近くのレシピを考え、9年以上献立を記録するなかでたどり着いた、「おいしくて持続可能で、体に優しくて食べ飽きない」10のスタメンレシピを紹介。この10品を覚えれば、食感と味わいにメリハリが効いた、体にも優しいごはんを30分で作ることができるそうだ。もちろん、10品だけではなく、応用アイディアを駆使した「仲間レシピ」も掲載している。
また、「30分で料理をつくるための段取り」「季節ごとの献立の組み方」「動けないとき用の緊急ストック」「調味料の選び方」「愛用の料理道具」など、料理の際に役立つ情報も満載だ。
寿木さんは本書のあとがきで、「今日を肯定し、明日につないでくれる推進力をもつもの、それが料理なのだと思う」と語っている。明日につないでいくために、毎日の食事は疎かにしないようにしよう。
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