累計300万部突破の大ベストセラー『君の膵臓をたべたい』(双葉社)他、『よるのばけもの』(双葉社)『青くて痛くて脆い』(KADOKAWA)などの著作がある人気作家・住野よるさんが、最新長編を世に送り出す。
その渾身の一作『この気持ちもいつか忘れる』(新潮社)の、CD付・先行限定版が、2020年9月16日に発売される。CD(+プレイパスコード)が付かない通常版は、10月19日に発売予定である。
本書の主人公は、平凡な日常に飽き飽きしながら生きる高校生・カヤ。16歳の誕生日を迎えた直後、彼女は深夜のバス停で、異世界に生きる少女・チカと不思議な出会いを果たす。真夜中の邂逅を繰り返すうち、互いの世界に「シンクロ」があることに気づいた彼女たちは、ある実験を始める......。
本書の魅力は、内容だけにとどまらない。作者の住野さん本人が学生時代から敬愛するロックバンド「THE BACK HORN」とコラボレーションするという前代未聞の試みで、新たな読書体験を提供してくれる。
両者は、作品の構想段階から打ち合わせを重ね、それぞれの創作の過程も共有し、双方向に影響を与え合ってきたそう。先行限定版に付くCDに収録された一曲「輪郭」は、小説『この気持ちもいつか忘れる』の作中で異世界の少女が口ずさむ曲を、THE BACK HORNが具現化したもの。
歌詞の一部は住野さんが書き下ろしており、まさに今回のコラボを象徴するような一曲だ。
さらに、9月16日の刊行を記念した書籍のPVには、元・欅坂46の志田愛佳さんが出演する。もともと住野さんのファンだったという志田さん。ダンスを披露するのは、2018年に欅坂46を卒業して以来、2年ぶりとなる。
劇中で流れる「輪郭」とともに、志田さんがコンテンポラリーダンスを披露する貴重な映像は必見だ。
『この気持ちもいつか忘れる』先行限定版のCDに収録されている内容は以下の通り。
<CD収録内容>
THE BACK HORN『この気持ちもいつか忘れる』
<CD収録曲>
1.ハナレバナレ
2.突風
3.君を隠してあげよう
4.輪郭~interlude~
5.輪郭
※プレイパスコード(スマホで曲を再生するために必要なコード)付き
10月19日発売予定の書籍には、CDとプレイパスコードは付かないので注意してほしい。楽曲データは、同日の0時から主要配信サイト・音楽ストリーミングサービスで配信がスタートするため、そちらから鑑賞することもできる。
なお、小説のテーマ曲とも言える「ハナレバナレ」は、すでに先行配信中だ。発売が待ちきれないという人は、ひと足先にこの曲を聞きながら物語の想像を膨らませてみては。
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