鏡の正しい見方で人生を好転させる方法を説く『運命を変える鏡の本。』(サンマーク出版)が、2020年12月8日から発売中だ。
なぜ今、「鏡」なのだろう。
実は、コロナ禍の影響で、鏡がこれまで以上に身近な存在になっているのだという。手を洗う回数が増えたのと同時に、鏡で顔を見る機会も増えた。ヨガなど、自宅で運動をする人が増えたことから全身鏡の販売も伸びているそう。
さらに海外では、鏡に映像などを投影可能な「スマートミラー」と呼ばれるデバイスを開発しているスタートアップ企業が、今後3年で利用者が10倍になる見込みとして、2020年7月に5億ドルで買収されたことが話題となった。
利用機会や用途が広がる、鏡。本書では、世界中の鏡の活用事例とともに、自分が認識できていない深層心理に鏡を通して気づく方法を紹介している。
それだけ聞くと身構えてしまいそうだが、すぐに実践できるわかりやすい内容だ。たとえば、「朝の鏡アファメーション」。「アファメーション」とは、自身に対して肯定的な宣言をし、潜在意識を変化させることで理想を現実化しようとすること。本書で紹介されている方法では、それを鏡の前で行う。
<朝の鏡アファメーション 3つのポイント>
朝起きてすぐ洗顔後のスキンケアタイムを使い、鏡に映る自分を見ながら、ポジティブな言葉を自分にかけていく。
1)やや緩い丁寧語(例:○○ですね。○○しましょう!)
2)自分の名前は「さん」付けで呼ぶ
3)その日なりたい自分のイメージを具体的に唱える
その日なりたい自分のリアルな姿を頭に思い浮かべながら、その理想に近づくために、具体的に今日は何ができるかを考え、それを言葉にして自分を応援するプロセスだ。
この他にも「ボディチェックで思考のクセを知る方法」など、すぐに役立つ鏡の使い方が数多く解説されている。誰の家にも1枚はある鏡の、新たな可能性に気づかせてくれる1冊だ。
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