この柄、どこかで見たような......? 「ストップペイル」という名前を知らなくても、柄を見たことがあるという人は多いのでは? 子どものころ、ファンシーショップや文房具店で買い物をすると、格子の中に猫やネズミ、ヨットなどが描かれた可愛い袋に入れてくれた。今のように包装紙のバリエーションが多くなかった時代、ファンシーショップの袋と言えば、これだったのだ。
そんな昭和レトロ柄をモチーフにした「ストップペイル ファンシーBOOK」が、宝島社の「レトロ文具付録」シリーズから発売された。
「ストップペイル」はファンシーショップの全盛期、1970年代初めに、包装用品の老舗、シモジマのオリジナルブランドである「HEIKO」から誕生した柄。昨年、創業100周年を迎えた同社が復刻し、再注目されている。
本誌の特別付録は、当時の紙バッグを再現した「ストップペイル エコトート」と、懐かしい「ファンシー紙袋3種セット」である。
ピンクとブルーの汽車の模様や、金のリボンの柄も、めちゃくちゃ懐かしく、昭和女子の心をくすぐる。
「レトロ文具付録」シリーズは、サクラクレパスやツバメノート、トンボ鉛筆などの懐かしい柄をペンケースやポーチの柄に用いたシリーズで、いずれも発売後すぐに書店からなくなってしまうほど人気が高い。
「ストップペイル」を見ると、小遣いを握りしめ、友だちとファンシーショップに出かけた記憶がよみがえる。当時よく目にする柄だったが、今となっては希少価値がある。エコトートを持っていたら、同世代の人と盛り上がれそう。
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