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HSP妻とおおらかなフランス人夫が紡ぐ結婚生活。ほっこり笑えるコミックエッセイ

HSP妻の私とおおらかフランス人夫の日常

   Instagramで話題沸騰中の『HSP妻の私とおおらかフランス人夫の日常』(KADOKAWA)が書籍になって8月26日に発売された。本書は、名古屋在住でHSP(とても繊細な人)気質のカーリーさんと、その夫であるおおらかなフランス人ジャンさん、真逆の2人が織りなすゆるくて平和な日常を描いたコミックエッセイだ。

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   名古屋在住のカーリーさん。洋楽と洋画が好きで、英語を話せるが、「気にしい」でHSPの気質がある。一方、アメリカ生まれフランス育ちの夫、ジャンさんはITエンジニアとして働いている。フットワークが軽く、おおらかな性格の持ち主だ。

 カーリーさんがInstagramを中心に投稿をしているのは、2人のなれそめから、「生き方や恋愛で不安を感じているHSPがほんの少し前向きになれるようなお話」や、日本とフランスの文化の違い、国際結婚あるある等。それぞれの国の良いところや、国際結婚をした人にとっては思わず「あるある」と頷きたくなるようなエピソードに共感の声が溢れている。

   初の書籍化となった本書では、すでにInstagramやブログで公開されている人気作品も全て描き下ろしにて収録をしている。もちろん書籍でしか読むことのできない新作もあるので、ファンは見逃せない。

   ここでトピックの一部を紹介する。

・婚約するやいなや離婚後どうするかを話し合う!?
・予報で傘を持参する私と小雨でも傘をささないジャンさん
・実は重みある言葉の「ジュテーム」
・事実婚を認める制度「パックス」
・なぜ日本はあらゆるものに「さん」をつける? etc.

   また、本書に収録されているコラムは下記の通りだ。

・国際結婚のリアル
・HSPは結婚にむかない?
・フランスと日本は相思相愛?
・大好きな日本について思うこと
・文化の波に揉まれて思うこと

 カーリーさんは「はじめに」で、「この本の中で大切にしたいメッセージの一つが、『〇〇国の人はこうだ!』という決めつけをしないということです。」と書いている。

   文化が異なると、考え方や行動パターンにも大きな違いが生まれるが、互いの違いを味わいあってこそ、日々を楽しく過ごすことができる。カーリーさんの描く日常からは、そんなことを実感できる。

   「HSPで悩んでいる」「気にしなくていいことまで過度に気にしてしまう」「国際結婚への憧れがある」あなたにもぜひ読んでほしい1冊だ。

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   目次は下記の通りである。

第1章「出会いから結婚までの話」
第2章「HSPのこと」
第3章「フランス文化のこと」
第4章「日本文化のこと」
第5章「国際結婚の日常」

■カーリーさんプロフィール

名古屋在住。HSPなコミックエッセイスト。フランス人の夫・ジャンさんとの日常を描いたエッセイマンガを、インスタを中心に投稿。日本とフランスそれぞれの文化のすばらしさや、国際結婚の日常やあるあるを紹介する。ゆるくて読みやすいタッチと共感を得る内容が人気を呼び、フォロワーは2.6万人を超える。現在はブログ「カーリーの日記 国際結婚して見えた世界」やTwitterも更新中。


※画像提供:KADOKAWA

 
  • 書名 HSP妻の私とおおらかフランス人夫の日常
  • 監修・編集・著者名カーリー 著
  • 出版社名KADOKAWA
  • 出版年月日2021年8月26日
  • 定価1,320円(税込)
  • 判型・ページ数A5判・160ページ
  • ISBN9784046806833

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