「日本のメロンパンが好き過ぎる外国人」としてTwitterで話題になったラトビア人のアルトゥルさん。メロンパン以外にも彼のニッポン愛は止まらない。そんな彼の笑える異文化体験がコミックエッセイになった。
2021年11月2日『アルトゥルと行く!不思議の国・ジャパン』(KADOKAWA)が発売された。
「そうめん4束ゆでたら増えすぎた」「秋葉原のフクロウカフェで大興奮」など、アルトゥルさんが日本各地を旅する中で出会った驚きの日本文化や、日本語の勉強に奮闘する様子が描かれている。また、SNSでは未公開のエピソードも多数収録されているので、すでにファンの方も新たに楽しむことができる。
小学生のときにアニメ「POKEMON」を見て以来、日本に強いあこがれを抱くようになったアルトゥルさん。初めて来日したのは22歳の春だった。コンビニのツナマヨおにぎりのおいしさに感動し、畳のいぐさの香りに癒され、機能的なお風呂に目ウロコ......と、初めて触れる日本の文化にワクワクし通しだ。
漫画は、Instagramを中心に大人気の漫画家・イラストレーターのぺぷりさんが担当する。優しい筆致でアルトゥルさんの表情が生き生きと描かれている。
本書は以下の5章立て。
第1章 初めてのジャパン! たくさんの出会いとわくわくグルメ編
第2章 初めてのジャパン! 大都会、珍道中編
第3章 ジョージアで見つけたジャパン!
第4章 日本語、勉強中!
第5章 海外で見つけたジャパン!
外国人目線の日本愛に溢れたツッコミが、面白くもあり、嬉しくもある。私たちが気づかなかった日本の魅力を再発見できそうだ。
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