数字の「4」は日本人にとって「死」をイメージさせるので、一般的には縁起が悪いとされている。一方、「8」は漢字で書くと(八)「末広がり」で縁起が良いとされる。祝い事の日取りや何かを始めようという時、宝くじを買う時......「そんなことは気にしない」という人もいるだろうが、少しでも縁起をかつぎたくなるもの。
身の回りの数字で開運する方法を、『開運大全 悪運を祓い、強運を引き寄せる』(主婦の友社)からひも解いていこう。正しい参拝の方法から風水、日常の習慣まで、日本古来の開運法を1冊にまとめた百科事典のような一冊だ。
さっそく、数字のページをチェックしよう。
本書によれば、「4」は全体性と普遍性を意味する数字だという。
「4」を図で表すと、安定した正方形になります。その形のとおり、現実的で安全性の高い数字です。
縁起が悪いというイメージとはかけ離れた、「安全」な数字だ。何かを学ぶときは、テーマに沿った本を4冊読んだり、4段階のステップを踏んだりすると、知識を身につけやすくなるという。四つ葉のクローバーや、4にまつわるモチーフのものを身につけるのもよいそうだ。
ほかにも、次のステップに向けて動き出すなら「1」のつく日にする、人間関係を良くしたいなら、1つのものを「2」つにシェアして食べる、金運をアップしたいなら財布の中身を四捨五入で切り上げになる金額にするなど、身の回りに数字を取り入れることで、開運する方法が書かれている。
「大全」というだけあって、扱う内容も幅広い。いくつかピックアップしてご紹介しよう。
参道の歩き方
神仏からさらなる守護を得る方法として、神社の参拝の仕方や、お墓参りの作法、家で仏壇や神棚を祀る方法も詳しく書かれている。
神社の参道の歩き方、絵馬の書き方、おみくじの引きかたやお守りの返し方なども解説。意外と知らないことばかりだ。
毎日の神棚や仏壇へのお供えの方法も紹介。「なんとなく」でやっている方はぜひ読んでみよう。
家や自分自身の「気」を強化する方法も掲載されている。風水で自宅をパワースポットに変える、食材や呼吸法に気を付けてみるなど、様々なアプローチを紹介。
良い運気を取り入れるだけではなく、悪運を祓うことも大切だ。盛り塩や煙、お香の力が悪運浄化につながるという。
日本に古くから伝わる太陰太陽暦をとりいれた開運カレンダーも。季節の流れを感じながら開運していこう。
日本ならではの開運の方法は、四季の風情を感じられるのが魅力だ。パワースポット巡りや風水に興味がある方におすすめ。
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