レトロな見た目がかわいい台湾の調理家電「電鍋」に注目が集まっている。水蒸気で調理する家電で、何品も同時調理できる点が魅力。ほったらかしでおいしい料理ができるので、初心者の方にもオススメのアイテムだ。
2022年6月2日、電鍋の使い方から、簡単なのに食卓のメインを張れるメニューや副菜のレシピ、同時調理、応用までわかる『ぜーんぶ電鍋!』(主婦の友社)が発売された。
本書では、料理家の山田英季(ひですえ)さんが電鍋の魅力をお伝えしていく。レシピにはお手軽に作れる台湾料理も掲載されている。
電鍋は、台湾生まれの水蒸気で調理する万能家電。台湾の家庭では、一家に一台以上持つという国民的家電だ。
つくりは、外鍋と内鍋の二重構造になっている。外鍋に水を入れてスイッチを押すと、加熱された水の蒸気の力で内鍋に入れた食材を調理。食材のおいしさをぎゅっと閉じ込めて、しっとり仕上げてくれる。
電鍋のここがスゴイ!
●炊く・煮る・蒸す・温める・同時調理・低温調理・湯煎調理、これぜーんぶ電鍋でできます!
●ほったらかしでOKだから、料理初心者や忙しい人におすすめ。
●一度に何品も完成。同時調理ができます!
●途中でフタを開けたり、スイッチを切っても大丈夫。
カラフル&レトロなフォルムでインテリアとしても人気が高い。日本では白、台湾では緑が人気カラーだという。
電鍋は、フタさえ閉まれば、材料は何層に重ねてもOK。2品以上の同時調理ができるのが強みだ。
例えば、下段で内鍋に入れた豚キムチと、その上にざるを重ねて卵をのせて、スイッチをON。調理後の半熟卵には、特製ニラダレをかける。簡単に「ニラダレ卵」「蒸し豚キムチ」が完成!
本書で紹介されているレシピを紹介していこう。せいろや保存袋を使えば、さらに料理の幅が広がる。
<電鍋+せいろ> ピーマンの肉詰めとしゅうまい
ピーマンをせいろで蒸すと、甘みが出てジューシーなお肉とマッチする。
<電鍋+低温調理> 豚肉と長いもの煮物
耐熱保存袋に材料と調味料をぜんぶ入れて、80℃に設定した湯で加熱。水分をたくさん使わないので素材においしさが残る。豚肉の脂をまとったホクホクの長いもは絶品だ。
<電鍋+湯煎調理> イワシと明太子のコンフィ&じゃがバター
耐熱保存袋は2つ一度に湯煎すれば、2品同時調理が可能に。電鍋で湯煎したイワシはやわらかふっくらに仕上がる。電鍋なら簡単に本格ビストロの味が作れる。
目次は以下の通り。
・こんにちは、電鍋です!
・電鍋を使ってみよう
PART 1 肉・魚・野菜を丸ごとポン! 入れるだけの簡単レシピ
PART 2 あともう1品欲しいときに! ストックにもおすすめ副菜レシピ
PART 3 一度に作れる時短クッキング 2品同時調理レシピ
・From TAIWAN 快適電鍋ライフ・青木由香さん/調味料大さじ1で作れる簡単台湾料理
PART4 もっと料理が楽しくなる! 電鍋+〇〇の応用レシピ
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