(企画名)読書感想文こどもワーケーションプラン
いよいよ夏休み。子供たちは楽しみでも、親は大変......どこかへ連れて行ってあげたいけど、今の情勢でレジャーを楽しむのは不安という人も多いのでは。
そこで注目したいのが、夏休みの宿題にも役立つ、本にまつわる夏のイベントだ。工場見学など落ち着いて参加できるものや、今年はオンライン形式のものも多い。
この記事では、開催日順に5種のイベントを厳選して紹介したい。
1.読書感想文こどもワーケーションプラン(札幌・名古屋・福岡 7月12日~8月31日)
「読書感想文こどもワーケーションプラン」は、読書が快適にできるようデザインされた「ランプライトブックスホテル」で、読書感想文の対策ができる期間限定のプランだ。
ここは、「本の世界を旅するホテル」がコンセプト。24時間営業(※)のブックストアとカフェが一体となっていて、宿泊する人は本を購入しなくても客室に持ち込んで読める「BOOKS TO GO」のサービスも魅力だ。
本プランの期間中は、1階のブックカフェに読書感想文コーナーが設置され、小学生から高校生向けの読書感想文におすすめの本が並ぶ。さらに、本プランを利用して宿泊する人は、通常プランより1時間早い14時からチェックイン、1時間遅い11時までにチェックアウトできる。ブックカフェで使える無料ドリンクチケットの特典付き。
読書感想文が苦手という子も、普段と違う特別な空間で読書に浸れば、執筆がはかどりそうだ。2022年7月12日~8月31日のチェックインまでの期間限定で、札幌、名古屋、福岡の各ランプライトブックスホテルで展開中。価格は、最安値の福岡で1人あたり税込3,300円~(スタンダードダブル2名1室素泊りの場合)。
※カフェのフード提供時間は7時~22時。コロナ対策の自治体の要請などにより、営業時間が変動する場合あり。
2.探検!雑誌づくり工場(中とじ編) (新宿 7月16日~10月30 日)
「探検!雑誌づくり工場(中とじ編)」は、普段見ることのできないような、雑誌の印刷・製本工程を紹介する企画展。大日本印刷が自社運営の文化施設「市谷の杜 本と活字館」(新宿区)で開催する。
小学館の全面的な協力の下、アウトドア雑誌「BE-PAL」(小学館)2022年7月号ができるまでの工程を紹介。たとえば、出版社の編集部からの入稿や修正指示、印刷会社でのデータ修正、印刷用原版を作る刷版(さっぱん)、印刷、針金で製本する「中とじ」などについて、わかりやすく解説されている。
修正指示書や製本前の状態など、工程ごとにさまざまな現物も見ることができ、迫力ある工場内の映像・音声も体感できる。夏休みの自由研究にも役立ちそうだ。
7月16日~10月30日の期間、「市谷の杜 本と活字館」の2階展示室で開催中。完全予約制で、入場は無料だ。
3.こどもの本ブックフェア ほんのおまつり2022(岡山・京都・札幌 7月22日~)
「こどもの本ブックフェア ほんのおまつり2022」は、児童書を中心に保育・教育書・中高生向け図書などを集めた、国内最大規模の本の展示会だ。岡山、京都、札幌で開催され、会場ごとにパネル展「ミッケ!でさがしてみよう」やワークショップ「自由研究にぴったり!楽しい理科読 鏡のふしぎ」など、豊富な企画が用意されている。
それぞれ、コンペックス岡山(岡山市)で7月22日~24日、京都市勧業館(みやこめっせ)第2展示場(京都市)で7月24日~26日、そしてde AUNE協同組合札幌総合卸センター(札幌市)で8月7日~8月9日に開催される。いずれも入場無料、事前申し込み不要。
4.オンラインワークショップ「辻村深月×井上涼『ものがたりをつくろう』」(オンライン 7月30日)
オンラインワークショップ「辻村深月×井上涼『ものがたりをつくろう』」は、直木賞作家の辻村深月さんと、「びじゅチューン!」(NHK・Eテレ)などで活躍するアーティストの井上涼さんによる「ものがたり」をつくりだすプロセスを見られる企画だ。
辻村さんがテーマを発表し、井上さんが即興でストーリーをイラストにしていくという流れで、頭の中のイメージを文章やイラストにしていくコツを、2人が教えてくれる。
さらに、このイベントで参加者自身が仕上げた作品を「毎日小学生新聞」編集部に送ると、新聞への掲載や、辻村さんから「辻村深月賞」、井上さんから「井上涼賞」が贈られる可能性も!
7月30日にZoomウェビナーで開催され、8月末までアーカイブ視聴も可能。参加費は税込1650円。
5.あなたも記者になれる!編集講座付きリトプラツアー(大阪 8月8日、千葉 8月10日)
「あなたも記者になれる!編集講座付きリトプラツアー」は、次世代型テーマパーク「リトルプラネット」で、誰でも発信者となれる時代に必須の「編集」スキルを学べる、小学生対象の体験型イベントだ。
旅行ガイド「るるぶ」編集部による編集講座に参加し、その後は実際にリトルプラネットを取材して記事を制作するという、本格派の内容。子供たちが作った記事は、本イベント限定の冊子にして持ち帰ることができる。
楽しく遊びながら、体験を記事にする面白さや正しい情報を魅力的に伝える難しさを学べる、夏休みの自由研究にもぴったりの企画だ。終了後は、リトルプラネットの施設を親子で60分間無料体験できる特典付き(18歳以上の保護者同伴が必要)。
応募期間は7月14日~8月7日。大阪会場の「リトルプラネット ららぽーと和泉」(大阪府和泉市)で8月8日、千葉会場の「リトルプラネット KITE MITE MATSUDO」(千葉県松戸市)で8月10日に、各2回開催される(午前中は低学年、午後は高学年対象)。参加費は1人4500円(「リトルプラネット」入場料と記念冊子含む)。また、8月17日にはオンラインツアーも開催。
気になるイベントはあっただろうか。夏休みの宿題として定番の読書感想文や自由研究に活かせるものはもちろん、思い出づくりにもなりそうな、遊びながら学べる企画も多い。この夏、親子でいっしょに参加すれば、忘れられない時間になりそうだ。
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