一見無愛想な男が、ふとした瞬間に見せてくれる優しさ。大柄でふてぶてしいあの人の、近しい人にだけ見せる無垢な笑顔――。そんな瞬間がたまらないという人は多いはず。
そこで今回は、思わずときめいてしまう無愛想男子が登場するアオハルマンガ3選を紹介する。
1冊目は『訳アリ先輩の彼女になりました』(著:花田)。
つい最近まで死のうと思ってました。でも、この先輩と出会って死ぬのをやめました――。
コンビニでバイトをする学生・相模由妃(さがみ ゆき)。その目はいつも虚ろで何にも動じない。早くいなくなりたい...。そんな彼女の前に現れたのは、地元でも有名な「院」帰りの先輩・鬼塚(おにつか)だった。
クラスの女子からイジメのターゲットにされていた由妃。嫌がらせや悪口、時には暴力を振るわれる。理不尽な現実に対抗することを諦め、機械的に登校し、その後はコンビニのバイトで過ごす......そんな由妃のモノクロな日常が、鬼塚との出会いで変わっていく。
新人作家が贈る、ちょっと不思議な組み合わせのラブストーリー!
2冊目は『隣の席の、五十嵐くん。』(原案:ひなた 漫画:瞳ちご)。
クラスの隅っこにいるおとなしい女子、今井椿(いまい つばき)は、スクールカースト上の賑やかな男子や派手な女子がちょっと苦手。新学期のクラス替えで隣の席になった五十嵐くんは、大柄で無愛想でちょっと怖い......。なのに、一緒に学級委員までやることに!
ところが、少しずつ言葉を交わすうちに、椿は五十嵐くんに惹かれていく。そして、五十嵐くんも椿のことを......? 一目ぼれや運命ではなく、普通の女の子が、ゆっくりとちょっとずつ恋をする、そんなおはなし。
ピュアで素朴で瑞々しい! ゆっくり進む純朴恋愛物語。
3冊目は『ふたりで恋をする理由』(著:ひろちひろ)。
「あんたに愛慈くんは渡さない」
安堂うららは、電車の中で自分を助けてくれた同じ高校のイケメン男性・岡庭愛慈(おかにわ あいじ)に「雷が落ちるような」一目ぼれ。これは運命の恋にちがいないと、積極的に愛慈にアピールする。
ところが、そこにクラスメイトの男子・美園純(みその じゅん)からの妨害が...! 放課後、二人きりで壁ドンされて――。「あんた愛慈くんのこと好きなの?」「勘違いしてるみたいだから言っとくけどさ」「あんたみたいなのが一番困るんだよ」。これって一体、どういう展開!?
運命の恋を邪魔しないで! 青春妨害ラブコメディ!
どの無愛想男子も全員かわいいしカッコイイ。外見のそっけなさと、中身の優しさ、誠実さのギャップを堪能しよう!
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