自宅でパンを焼くとなると、小麦粉をこねたり発酵させたり、とにかく手間がかかる。しかし、焼き立てフワフワのおいしさは、手作りならでは。今回は、へとへとに疲れていても家でパンを作れる画期的なレシピ本を紹介する。
2022年10月14日発売の『へとへとパン 小麦粉を使わない白崎茶会のかんたんレシピ』(マガジンハウス)では、人気料理教室・白崎茶会流の簡単なパンづくりのコツが紹介されている。
本書で紹介されているパンには、小麦粉は使わない。だからこそ、こねたり発酵させたりする手間を省くことができる。
基本的にはボウルの中でぐるぐる混ぜて焼くだけで、作業自体は10分くらいで終わる。スーパーで手に入る食材を使って、仕事が終わって疲れている時でも作ることができる。
さらに驚くのは、小麦粉だけでなく、卵や乳製品も使わないことだ。使う食材は、オートミールや米粉、豆腐、おから、甘酒、野菜などヘルシーなものばかり。バナナブレッド、ピザ、シナモンロールまで植物性の材料だけで作ることができる。
どれもとてもオシャレで、本当に簡単に家で作れるのか、ちょっと疑いたくなるほど。疲れている日だからこそ、手軽においしいものを食べたい。そんなワガママを叶えてくれるレシピ本だ。
■白崎裕子さんプロフィール
しらさき・ひろこ/東京生まれ、埼玉育ち。自然食品店「陰陽洞」(神奈川県・逗子)が主宰する料理教室の講師を経て、葉山町の海辺の古民家でオーガニック料理教室「白崎茶会」を始める。予約のとれない料理教室として知られ、全国各地から参加者多数。座右の銘は「魂こがしてパンこがさず」。現在はオンラインでの料理講座「白崎茶会レシピ研究室」を開催中。
著書『白崎茶会のあたらしいおやつ』『へたおやつ』(ともにマガジンハウス)は、2年連続で料理レシピ本大賞・お菓子部門の大賞を受賞。
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