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実は電気じゃなかった?! ドライヤーの風の正体は...。この絵本、面白すぎる!

ぼくだけがしっている ヘンテコなきかいのしくみ

   毎朝起こしてくれる目覚まし時計。どんなしくみで音が鳴るのか「本当に」ご存じだろうか。

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   複雑な部品をイメージする人が多いだろう。ところが中を覗いてみると......?

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   実は「めざましDJ」たちがパーティーをしていた!

   『ぼくだけがしっている ヘンテコなきかいのしくみ』(Gakken)は、大人に聞いても分からない、図鑑にも取扱説明書にも書かれていない機械のしくみを楽しく紹介している。ここでは、身の回りの機械のしくみを、いくつか見ていこう。

   こちらはおなじみの電動えんぴつ削り。丸くなってしまった芯を一瞬でとんがらせてくれるのは、誰のおかげ?

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   それは「けずりざむらい」。あなたが入れたえんぴつをシュパッと素早く削ってくれていたのだ。机の上のえんぴつ削り、実は修行中の「けずりざむらい」の道場なのかも。

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   お次はドライヤーの風の正体に迫ってみよう。

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   お洒落さんもびっくり! ドライヤーは「おならたい」と「おたすけたい」が懸命に風を起こしていたのだ。たまに変なにおいがしても、冷たい風が出てもみんなのがんばりに免じて許してあげよう。

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   あのお掃除ロボットの中にはお相撲さんが......!

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   体温計はすごいチームワークで温度を判定し、ミシンの中にはきつつきが。そしてAIアシスタントの中にはなんと、頭脳集団が常駐している。

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   ほかにも、電気シェーバーに炊飯ジャー、ミキサーなどなど、わたしたちの生活を支える家電や機械の秘密に迫る。これを読めば、見えないところで必死にがんばってくれている人々に感謝したくなるに違いない。

   では、トイレの水を流すしくみはどうなっている? 答えはぜひ本書で。

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■妄想大好き作家・大串ゆうじさんのしくみ
奇才・板尾創路氏とタッグを組んだ絵本『うまにんげん』(岩崎書店)が話題! 妄想&ファンタジーの世界満載の絵本を多数制作。
1976年生まれ。絵本作家、画家、イラストレーター。多摩美術大学絵画科油画先行卒業。第29回ザ:チョイス年度賞入賞(2012年)。絵本の作品に『やまがみさまのきょだいべんとう』(偕成社)『ねたあとゆうえんち』(白泉社)など多数。
緻密な絵で描かれる独特な妄想世界。細部までに、これでもか!とこだわった笑いやユーモアを詰め込むサービス精神。大串氏いわく、これらの創作動力はすべて、背中に積んだ単三電池2本のおかげだそう。

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※画像提供:Gakken


  • 書名 ぼくだけがしっている ヘンテコなきかいのしくみ
  • 監修・編集・著者名大串ゆうじ 作・絵
  • 出版社名Gakken
  • 出版年月日2022年11月29日
  • 定価1,540円(税込)
  • ISBN9784052056055

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