三省堂辞書スタンプ
2023年2月1日に国語辞典で知られる出版社・三省堂より発売されたLINEスタンプ「三省堂辞書スタンプ」が、SNSで注目を集めている。
5日、あるツイッターユーザーがこのスタンプを紹介したところ、言葉のニュアンスを正確に伝えるのに役立つのではないかと話題に。こうした反響を受けて、三省堂国語辞典の編集に携わる日本語学者・飯間浩明氏も「ウザい説明が受けているようですね。私もダウンロードしました」とツイートしている。
本スタンプは、『明解国語辞典』刊行80年記念キャンペーンとして作られたもの。『明解国語辞典』の流れを汲む『新明解国語辞典 第八版』と『三省堂国語辞典 第八版』から、使い勝手の良い見出し語と語釈が各20語(計40語)ピックアップされている。
デザインは、トーク画面から浮き過ぎない、シンプルなメッセージ型の吹き出し型。また、ことばの持つ様々な側面に触れられるように、日常的によく使われる表現には豆知識を掲載。それぞれの辞書の特徴を楽しめるようになっている。
中には、かなり独特の解説が入ったスタンプもある。たとえば、「凡人」のスタンプにはこんな語釈が掲載されている。
「自らを高める努力を怠ったり功名心を持ち合わせなかったりして、他に対する影響力が皆無のまま一生を終える人。〔家族の幸せや自己の保身を第一に考える庶民の意にも用いられる〕」
また、「了解」のスタンプにはこんな豆知識が。
「目上に失礼な語と言う人がいるが、以前から「了解いたしました」など、丁重表現として使われる」
日常に寄り添う新しい辞書の形。スタンプを使って、よりことばを身近に感じよう!
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