してはいけないことは避け、歓迎はありがたく喜ぶ......。
神仏に愛される、礼儀正しい参拝法を学ぼう!
2023年3月18日、神仏研究家・桜井識子さんの著書『新装改訂版"識子流"ごりやく参拝マナー手帖』(ハート出版)が発売された。
桜井さんは、Amebaブログの占い・スピリチュアル部門で常に上位にランクインし、神仏関係の著作を25冊以上刊行している文筆家。神仏からの声を聞き、感じることができる能力を持つ。これまで参拝した神社仏閣は日本全国、海外も含めて2000ヶ所以上。それぞれの土地の神様仏様から「直に」聞いた話をやさしく紹介し続け、多くのファンから支持されている。
本書は、その時々のテーマで書かれた桜井さんの既刊本から、神社仏閣への「参拝マナー」に関することを選んで編集したもの。「どの本」の「どこか」に書かれていたはずの作法、礼儀、禁忌、推奨など、すぐには思い出せなかったり探し出せなかったりしたマナーに、すぐにアクセスすることができる。
新装版は、見出しに3行の説明を加え、可愛いイラストを付けた2色刷(黒と金色)のデザインとなっている。記事を51本加えて220本にボリュームアップ。改訂前にはなかった「索引」も付き、よりスムーズに確認できるようになった。
例えば、神社で一般的な「二礼、二拍手、一礼」。「識子流」の作法では「二拍手、二拍手、一礼」となる。これは霊能者の祖母、審神者(さにわ、神託を受け神意を伝える人)の祖父の影響からだという。ただ、それを読者に強要しているわけではない。
お守り、おふだ、おみくじ、お賽銭などにも、「識子流」の作法がある。願い事は一つの神社で一つだけ、お供え物で「取引」してはいけない、賭け事のお願いは聞いてくれないなど、意外な盲点も。
意外と大切なのが、神様仏様への自己紹介。まずは、神仏にしっかり自分を認識してもらうこと。病気平癒を願う場合は、病院名や手術の日にちを伝えたほうが、神仏が迷うことがないという。
このほか、病気などで神社へ行けない人の代わりに参拝する「代理参拝」の注意点や心構え、願掛けしたことが叶った場合に神社と神様にお礼参りに行く......なども。
桜井さん曰く、「神仏は、熱心に参拝に通いピュアな信仰心をもった人間をこよなく愛してくれる」「信心からではなく観光としての参拝でも神仏は歓迎してくださるのでご安心を」という。本書を読んで、参拝ライフをますます充実させよう!
本書は、2016年に出版された『"識子流"ごりやく参拝マナー手帖』の新装改訂版。
【目次】
はじめに
基礎知識
身滌大祓
「神社編」
おふだ波動一覧
「お寺編」
般若心経
索引
■桜井識子さんプロフィール
さくらい・しきこ/神仏研究家、文筆家。霊能者の祖母・審神者の祖父の影響で霊や神仏と深く関わって育つ。神社仏閣を2000ヶ所以上参拝して得た、神様仏様世界の真理、神社仏閣参拝の恩恵などを広く伝えている。神仏を感知する方法、ご縁・ご加護のもらい方、人生を好転させるアドバイス等を書籍やブログを通して発信中。『開運に結びつく神様のおふだ』『ごほうび参拝』(ハート出版)、『神様仏様とつながるための基本のき』(PHP研究所)、『ごりやく歳時記』(幻冬舎)、『おみちびき』(宝島社)、『死んだらどうなるの?』(KADOKAWA) など著書多数。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?