2023年春スタートの連続テレビ小説「らんまん」では、植物学者・牧野富太郎をモデルにした人物が描かれる。主演は俳優の神木隆之介さん。
このたび、ドラマを目いっぱい楽しむためのガイドブックが発売された。神木さんの撮りおろしインタビューやそのほかの出演者の紹介・コメント、ゆかりの地紹介など、見どころ満載だ。
2023年3月20日『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 らんまんPart1』(NHK出版)が発売された。
本書では、実際に舞台の高知県を自分の足で巡った神木隆之介さんの撮りおろしインタビューや、浜辺美波さんなど48人の紹介、主題歌を担当したあいみょんさんのコメントなどが掲載されている。
また、牧野富太郎ゆかりの地ガイド、脚本を担当した長田育恵さんの寄稿、あらすじなども収載されている。ガイドブックを片手にドラマをじっくり鑑賞しよう。
さらに、脚本を基にしてストーリーやセリフをノベライズした『NHK 連続テレビ小説 らんまん 上』(NHK出版)も同時発売されている。テレビドラマだけではなく、小説でもストーリーを楽しめる。
ほかにも、牧野富太郎にかんする書籍が続々登場している。いくつか紹介しよう。
■ビジュアルで身につく「大人の教養」シリーズ『牧野富太郎 植物語り』(清水洋美 著・世界文化社)
波乱万丈にして魅力的な植物学者・牧野富太郎のキャラクターが楽しめつつ、ていねいなビジュアルで植物の知識も深められる。
■『牧野富太郎の植物学』(田中伸幸 著・NHK出版)
牧野富太郎が専門とした学問分野や研究者としての業績、その業績が現在に与えた影響などを明らかにし、はじめて植物学に触れる人にもわかりやすく紹介した一冊。博士と同じ植物分類学者である著者の田中伸幸さんは、高知県立牧野植物園に勤務した経験をもち、連続テレビ小説「らんまん」では植物監修者としても活躍している。
■『草木とともに 牧野富太郎自伝』(牧野富太郎 著・KADOKAWA)
94年にわたる生涯のすべてを植物研究に捧げた牧野富太郎の人生に沿いながら選ばれ、編まれた名随筆集。
書評はこちら→ハチャメチャな植物学者だった牧野富太郎 朝ドラ『らんまん』主人公の雑草人生
■『かみきこうち』(神木隆之介 著・NHK出版)
神木隆之介さんによる、高知県のビジュアル紀行ガイドブック。神木さんが高知の人や場所、ものを訪ね歩く。
紹介記事はこちら→朝ドラ「らんまん」の舞台を神木隆之介が歩く。「かみきこうち」の見どころは?
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