ご当地商品やおみやげを選ぶのは、旅行の楽しみのひとつ。パッケージのデザインがオシャレなものもあり、ついついみんなに配りたくなってしまう。
最近ではコロナ禍も落ち着き、国内の旅行需要が高まったことから、パッケージが進化しているという。流行りのデザインはもちろん、老舗商品のリブランディングやアーティストとのコラボなどが続々登場しているのだ。
2023年6月14日発売の『おみやげに選びたい! ときめくローカルパッケージデザイン』(パイ インターナショナル)では、そんなローカルパッケージを一挙に紹介していく。
本書では北海道から沖縄まで47都道府県のおみやげやご当地商品を紹介していく。
こちらは京都・青木光悦堂の「ハムスターモナカ」。おなかの部分が少しくぼんでいて、付属のナッツを置くと、ハムスターがナッツを持っているように見える。かわいくて遊び心満載な最中を、ふんわりやさしいタッチのイラストで表現している。
続いて、奈良県のカフェ、オテンキパーラーの商品。グラフィックのテーマは、架空の世界にある「屋外純喫茶オテンキパーラー」だ。
愛知県を代表するおみやげといえば、ういろう。青柳総本家が新開発したフルーツやナッツを使った新しい商品のパッケージは、原料の米と果実が重なり合うおいしさを、スリーブと中箱で表現している。ちなみに店名の青柳は、柳=英語でWillow=ういろうに由来しているそうだ。
東京だって負けてはいない。赤坂柿山の「ぽちおかき」のパッケージには、「これっぽっちですが」という日本人の奥ゆかしさから生まれたぽち袋をモチーフに、江戸千代紙の版元・谷中いせ辰の江戸文様がデザインされている。
ほかにも、レトロ感あふれるデザインや、ポップでバリエーション豊富なパッケージなどが、ローカル商品の魅力を伝えている。
おみやげを渡す相手を笑顔にするパッケージの数々。昔買ったことのあるおみやげも、今では新しいパッケージになっているかもしれない。お目当ての商品を見つけたら、旅行へGO!
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