益田ミリさん待望の新刊『ツユクサナツコの一生』(新潮社)は、32歳漫画家・ナツコが主人公だ。本作は自分の「好き」を大切に生きる、「あなた」に贈る物語。思わぬ展開に涙が止まらなくなる感動作だ。
マスク生活2度目の春を過ごすナツコ。彼女が描く漫画には、日々感じるモヤモヤ、社会の仕組み、アルバイト先に来たおじいさんのこと、戦争のこと、コロナで大学生活がままならないバイト仲間のことなど、「いま」が描かれる。
ナツコはマンガを通してわかり合えることの嬉しさを知っていく。
読者からは、「ナツコの抱えるモヤモヤに大共感!」「『感動』とかじゃ表せないくらいの、ノックアウト状態。間違いなく傑作です!」「<読む前とあとでの、自分の世界の質量>が確実に変わった」など、大きな反響が寄せられている。
ツユクサ(露草)とは鮮やかな青い花びらが特徴で、朝咲いて昼にはしぼんでしまう、小さくてはかない花だ。
本作は益田ミリさんにとって最長編となる漫画作品。これまでの『マリコ、うまくいくよ』や『すーちゃん』が好きだった方はぜひ手に取ってほしい。2023年6月29日に発売予定だ。
■益田ミリさんプロフィール
ますだ・みり/1969年大阪生まれ。イラストレーター。主な著書に、漫画『マリコ、うまくいくよ』(新潮社)、『すーちゃん』(幻冬舎)、『僕の姉ちゃん』(マガジンハウス)、『沢村さん家のこんな毎日』(文藝春秋)、『こはる日記』(KADOKAWA)、『お茶の時間』(講談社)、『泣き虫チエ子さん』(集英社)他、エッセイ『東京あたふた族』(ミシマ社)、『小さいわたし』(ポプラ社)、『永遠のおでかけ』(毎日新聞出版)、『大阪人の胸のうち』(光文社)、『小さいコトが気になります』(筑摩書房)他、絵本に『はやくはやくっていわないで』(ミシマ社、絵・平澤一平)などがある。
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