時々無性に食べたくなるケンタッキーのフライドチキン。がぶりと豪快にかぶりつきたいところだけれど、「食べ方が汚いと思われていないかな?」と、ためらいのある紳士・淑女のために、KFC公認のチキンのきれいな食べ方を紹介している本がある。
それがこちら。さまざまな料理の「きれいな食べ方」「おいしい食べ方」を紹介しているWebメディア、goodie foodie(グッディーフーディー)の公式書籍『専門店で聞いた 本当においしい食べ方』(彩図社)だ。
ケンタッキーフライドチキンは、まず部位を知るところから始めよう。キール(胸)、リブ(あばら)、サイ(腰)、ウイング(手羽)、ドラム(脚)の5つの部位に分かれており、1羽の鶏から9ピースをとることができるという。
キール(胸肉)を、手や口の周りを汚さずエレガントに食べるための方法は、次の通り。
1.衣からやや透けて見える左右の小骨を抜く
2.真ん中にあるヤゲン軟骨を抜く
3.軟骨を抜いた場所を中心に、身を半分にする
4.そのままスマートに食べる
食べ終わった後のお皿には、小さな骨と軟骨が残るのみ。パーティーで「ケンタッキーフライドチキンをきれいに食べられる人」の称号が得られるはずだ。
ほかにも、本格懐石料理から、洋食、エスニック料理まで幅広くカバー。ひつまぶしの正しい食べ方は? カウンターのお寿司屋さんでは何から注文するのが正解? タイ料理についてくる謎の調味料はどう使うの? ......など、どうすればいいのかわからない51の料理について、専門店・名店・達人に取材し、一番おいしく、きれいに食べる方法が掲載されている。
自分ではきれいな食べ方を心掛けているつもりでも、正解がわからないものも多い。かしこまった食事の場はもちろん、せっかくなら、丼ものや麺類など日常的に食べる料理もきれいにおいしく食べたいものだ。食べ方の図鑑のように活用できそう。
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