女優業を長期休業し、専業主婦として3人のお子さんを育てた経験を持つ鈴木保奈美さん。子育て世代のママ向け女性ファッション誌『VERY』8月号(光文社)に登場し、30代のころの子育てについて語っている。
「当時も今も子どもたちのためなら何でもやってあげたいと思っています」という鈴木さん。でも、成人した娘さんたちと話をしていると、「そこまで頑張る必要なかったかも」と思うこともあるという。
「『(娘の)お弁当作り頑張りました』と話した過去を、最近反省していたんです」と語る場面も。「お弁当を作り続けたことは悪いことではないし、後悔もない。ただ、私の発言が褒められることで"そうすべきだ"と、まるでロールモデルのように誰かに強制することになってしまったら、それは良くなかったかなって」と話す。
休業したのも、専業主婦の母を見て育ったために、「育児は自分でするもの」と思い込んでいたから。無意識の"刷り込み"を解いてくれた、今も忘れられない女医さんの言葉も紹介している。
淡いブルーのシャツを着て微笑む鈴木さんは、56歳とは思えない美しさだが、「私が素敵に見えたなら、これは"奇跡の1枚"です」と言う。そんな「奇跡」と自分を比べて落ち込んだり、「完璧なママにならなくちゃ」と気負っているママたちに向けた、肩の力が抜けるメッセージは必読だ。
鈴木さんへのインタビューのほか、特集「言っとくけど、完璧なママなんていないからね!」では、家事の手の抜き方やママ友との付き合い方、ひとり時間の作り方などを紹介。「一人で頑張らなくていいんだよ」というメッセージが込められている。人気の絵本『パンどろぼう』の作者、柴田ケイコさんへのインタビューも必読だ。
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