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池上彰と一緒に読むマンガ『蟹工船』 他にも続々、「まんがで読破」が新創刊

蟹工船 (まんがで読破 001)

 2023年7月13日、古今東西の名作名著を漫画化した「まんがで読破」シリーズ新装版の刊行がはじまった。第一弾として、『蟹工船』『戦争と平和』『銀河鉄道の夜』『西遊記』『源氏物語』の5点が発売される。

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「まんがで読破」シリーズは、2007年の創刊以降、139タイトル、累計400万部を記録した名著の漫画化シリーズ。まんがで名著を解説する「先駆け」となったシリーズとしてロングセラーを記録した。2020年に書籍版の販売が終了し、電子書籍のみの発売が続いていたが、Gakkenから書籍版が新装版として発売されることになった。

 新創刊にあたり、各作品を愛する著名人による書き下ろしの解説が新たに追加された。解説では、各書籍が記された時代背景、歴史、文化、そして文豪たちについて紹介。ただ読破するだけではなく、作品をさらに深く知ることができる内容となっている。

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▲表紙デザインもリニューアル。各書籍に豪華著名人の解説付き。
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▲『銀河鉄道の夜』
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▲『源氏物語』
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▲『蟹工船』の解説はジャーナリストの池上彰氏。各書籍それぞれをさらに深く理解できる解説つき。

▼7月刊行作品・解説者一覧
『蟹工船』解説:池上彰(ジャーナリスト)
『戦争と平和』解説:佐藤優(作家・元外務省主任分析官)
『銀河鉄道の夜』解説:平田オリザ(劇作家・演出家)
『西遊記』解説:アグネス・チャン(歌手・教育学博士)
『源氏物語』解説:大石静(脚本家)

▼2023年9月刊行予定作品・解説者一覧
『人間失格』解説:倉田真由美(漫画家)
『レ・ミゼラブル』解説:島田歌穂(俳優・歌手)
『武士道』解説:ロバート・キャンベル(日本文学研究者)
『こころ』解説:茂木健一郎(脳科学者)
『資本論』解説:山崎元(経済評論家)

 2023年8月には、本シリーズを子ども向けにサイズアップし、読みやすくわかりやすいカラー解説を加えた「まんがで読破 ジュニア」シリーズの刊行もはじまる。第1弾として、『蟹工船』と『銀河鉄道の夜』の発売が予定されている。


※画像提供:学研ホールディングス

  • 書名 蟹工船 (まんがで読破 001)
  • 監修・編集・著者名原著:小林多喜二、漫画:Teamバンミカス、作品解説:池上彰
  • 出版社名Gakken
  • 出版年月日2023年7月13日
  • 定価792円 (税込)
  • 判型・ページ数文庫判・208ページ
  • ISBN9784054069244

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