世代を超えて愛されてきた絵本『ぐりとぐら』が、今年で60周年を迎える。これを記念して、2023年8月30日には『ぐりとぐらのバースデイブック』(福音館書店)が発売される。
『ぐりとぐら』は、お料理することと食べることが大好きな2ひきの野ねずみ「ぐりとぐら」が主人公の絵本で、これまでに累計564万部が発行されている(2023年8月現在)。大きなカステラにワクワクした方も多いはず。
今回発売されるバースデイブックは、名前やメッセージを書き込んだり、手形や足形をとったり、写真を貼ったりして、お子さんの成長記録を残せる、世界で一つだけのお誕生日の本だ。
これまで幼稚園・保育園向けに販売されていた山脇百合子さん書き下ろしの『ぐりとぐらから おたんじょうびおめでとう』が元になっている。2~5歳くらいのお子さんに適した内容だが、『ぐりとぐら』が好きな大人の方にも喜ばれそう。
ぐりとぐらからのお手紙と特製シールもついている。今度のお誕生日は、ぐりとぐらと一緒に祝ってみてはいかが?
■中川李枝子さんプロフィール
なかがわ・りえこ/北海道札幌市生まれ。保育園に勤務のかたわら、創作をはじめた。童話『いやいやえん』 (福音館書店) で厚生大臣賞、サンケイ児童出版文化賞など、『子犬のロクがやってきた』 (岩波書店) で毎日出版文化賞を受賞。主な著書に童話『ももいろのきりん』『かえるのエルタ』『らいおんみどりの日ようび』絵本『はじめてのゆき』『とらたとおおゆき』エッセイ『絵本と私』 (以上、福音館書店) など多数。
■山脇百合子さんプロフィール
やまわき・ゆりこ/旧姓・大村百合子。東京生まれ。上智大学卒業。絵本『そらいろのたね』『たからさがし』童話『いやいやえん』『かえるのエルタ』のさし絵など、実姉中川李枝子とのコンビの仕事が多数ある。自作のお話に絵をつけた作品に『ゆうこのキャベツぼうし』『そらをとんだけいこのあやとり』『ゆうこのあさごはん』、訳とさし絵を手がけた作品に『狐物語』 (以上、福音館書店) などがある。2022年没。
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