「三十過ぎたら同い年 五十で出来たさかあがり 七十から要らないのは今までの自分」
桃井かおりさんの言葉は、励ましや共感、笑いなどさまざまな感情を呼び起こしてくれる。
2023年11月2日『桃井的ことば』(KADOKAWA)が発売される。
本書では、桃井さんのことばを力強い手書きの文字とともに紹介していく。また作品とともにエッセイも楽しめる。
冒頭で紹介した「三十過ぎたら~」のほか、次のような名言が収録されている。
「古いヘビほど柄がいい」/「恋はただの旨味 嫌味がしたら賞味期限」/「女はね 身体の中につき合った男の数だけ小石ごろごろさせて、生きていくのさ」/「生きてるって咲いてる感じ」/「籍入れて、体位が変わるわけじゃないし」/「失敗する権利と冒険する権利は等分にある」/「台詞は、覚えた時が腐る時」/「染みも皺も人の柄」など
悩んだり悲しいことがあったりした日にページをめくりたくなる。桃井さんのことばに勇気をもらおう。
■桃井かおりさんプロフィール
ももい・かおり/1951年東京生まれ。12歳から英国にバレエ留学。高校卒業後、文学座附属演劇研究所に所属。「あらかじめ失われた恋人たちよ」(71)で映画デビュー。ロブ・マーシャル監督の「SAYURI」(05)でハリウッドデビュー以降、海外作品にも出演。自身の短編小説を映画化した「無花果の顔」(07)で長編監督デビュー。ベルリン国際映画祭でNETPAC賞受賞。「火 HEE」(16)でロサンゼルス日本映画祭監督賞受賞。歌手、プロデューサー、デザイナー、エッセイストなど多くの顔をもつ。08年紫綬褒章、22年旭日小綬章受章。
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