ヘルシーな肉として注目の羊肉。最近ではスーパーなどでも手軽に手に入るようになった。日本ではラムチョップやジンギスカンが人気だが、世界に目を向ければ、はるかに豊かな羊肉文化がある。
羊肉を料理・うんちく・旅の3点からひも解いていく本、『食べる！知る！旅する！ 世界の羊肉レシピ』（グラフィック社）が、2023年11月9日に発売される。
本書では、家庭で作れる38のレシピを紹介している。
東南アジアで人気の「ラムの塩茹で」や「ラムキーマカレー」のほか、「羊肉の炊き込みご飯」「羊肉とマッシュポテトのミートパイ」など、煮込みや揚げ物、麺類など様々な羊料理が登場する。
レシピだけではなく、羊にまつわる読み物も紹介。羊の種類や羊肉の部位、生産国ごとの特徴などマニアックな情報ばかり。
宗教と羊との関係、羊料理の歴史まで解説。
世界56か国の羊肉をめぐる旅の記録も。
レシピだけでなくトリビアもたくさんあって、読み物としても面白い。ヒツジ愛にあふれた一冊。
■菊池一弘さんプロフィール
きくち・かずひろ／株式会社場創総合研究所 代表取締役／くわだて・ひとあつめ・しらせるプロデューサー。昭和53年生。岩手県釡石市出身、北京外国語大学卒。「どう人を集めるか？」がテーマで企業、自治体、個人、国、団体などとコミュニティデザイン、イベント設計、PRなどを行う。最近のトピックスは、企画設計したイベントで1か月前決定予算ゼロで17万人動員したこと。羊齧協会代表。
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