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自分らしく生きるコツは「捨てる」と「やめる」。「自分軸」のある暮らしの実例集

Yukako

Yukako

私たちが捨てたもの、やめたこと

「いらないもの、やらなくていいことを手放したい!」

 11月13日に刊行された『「捨てる」と見える自分軸 私たちが捨てたもの、やめたこと』(主婦の友社)は、もっと自分らしく生きたい人のためのすっきりした暮らしの実例集。

 手放すことで家も心もすっきりするのはもちろん、「捨てる」と「自分軸」が見えてくるという。「自分軸」のある暮らしって? 何から捨てればいいの? 時間もお金も好きなことに使いたい! もっとすっきりラクに生きたい! そのヒントをくれる1冊だ。

『「捨てる」と見える自分軸 私たちが捨てたもの、やめたこと』(主婦の友社)
『「捨てる」と見える自分軸 私たちが捨てたもの、やめたこと』(主婦の友社)

 自分にとって不要なものを手放していくと、好きなものだけが残る。その中に、ゆずれない「自分軸」が見えてくる。すると、ものごとの取捨選択がスムーズになり、暮らしは快適になっていくという。

 本書には、「捨てる」「やめる」を実践し、「自分軸」のある暮らしを送っている女性たちが登場。お手本にしたい「自分軸」のある暮らしの実例、ミニマリストによる手放し方、ファイナンシャルプランナーのお金の整え方......と、今日からまねしたくなる暮らしのコツが満載だ。


■CHAPTER1 捨てたもの、やめたことってなんだろう あの人の「自分軸」のある暮らし

 石黒智子さん(エッセイスト)、小川奈緒さん(エッセイスト)、ショコラさん(ブロガー)、園田マリエさん(料理編集者)、apartment301さん(インスタグラマー)の5人が登場。自分らしさを貫いている人の、住まいや暮らしの実例を紹介している。

file01 エッセイスト 石黒智子さん
file01 エッセイスト 石黒智子さん

 エッセイストの石黒智子さんは、キッチン道具や器など、優れた商品を見つけだす名人。

「持ちすぎない暮らしの秘訣は 買い物に時間を惜しまない。 納得するまで探す」
file05 インスタグラマー apartment301さん
file05 インスタグラマー apartment301さん

 インスタグラマーのapartment301さんは、熊本県在住。「捨て活」後の生活の様子を綴ったインスタグラムが人気だ。もともと、ものが大好きでものに囲まれた暮らしをしていたが、熊本地震でほとんどのものが使えなくなったとき、「自分にとって本当に必要なものってなんだろう」「物欲や流行に惑わされていたのでは」と疑問が。

 それからものを手放し、空間に余白が生まれたとき、自然と「今」に焦点が合ったそうだ。

「『捨て活』で持ちものを見直したら 自分が求める幸せの形が はっきりしました」

■CHAPTER2 ミニマリスト・インフルエンサー8人の「私たちが捨てたもの、やめたこと」

 SNSを中心に人気のミニマリスト・インフルエンサーの8人が登場。持たない暮らし歴、同居家族、ものを持たない暮らしになったきっかけを聞いている。

ミニマリスト・インフルエンサーの部屋。まるで入居前のよう...!
ミニマリスト・インフルエンサーの部屋。まるで入居前のよう...!

 ミニマリストの何もない白い部屋を見て、「こんな暮らし方があるのか!」と驚いたというインスタグラマーのかさもさん。「私の部屋のものが全部なくなったらどうなるだろう」と興味を持ち、すぐに手放し始めたそうだ。

「自分にとって必要なものがわかる。脳のノイズがなくなった気分です」

■CHAPTER3 "もの"や周囲に振り回されない 「自分軸」があれば、お金が貯まる

 暮らしとお金は切っても切れない関係。ものの選び方と持ち方を見直すことで家計にどんな影響があるのか、専門家に聞いている。

自身の選択にこだわりと信念を持つことが大切と言う、ファイナンシャルプランナーの深川恵理子さん。
自身の選択にこだわりと信念を持つことが大切と言う、ファイナンシャルプランナーの深川恵理子さん。

 ファイナンシャルプランナーの深川恵理子さんは、「選択にこだわりを持つ=自分軸」として、ものを減らしながら、自分軸を整えることをすすめている。

 まずは、今使っていないもの、役目を終えたものを手放す。必要ないと思うものを買わない。そこからは、必要なものを残す、不要なものを手放す、それを見極めていく作業を繰り返す。

「自分の心と向き合えば、いる・いらないの線引きはしやすくなります。(中略)本当に欲しいものにきちんとお金を使えるように、やりたいことにしっかり時間を使えるように、自分軸を整えることが大切だと思っています」

 身の回りを見渡してみると、必要なものより必要のないもののほうが多いことに気づく。年齢とともに自分軸に変化があったのだろうから、それは仕方がない。ただ、視界にものが多いと、頭の中までごちゃごちゃして大切なことを見失いそうになる。本書をヒントに、自分にとっていらないもの・ことを手放したら、今の「自分軸」がくっきり見えてきそうだ。


■CONTENTS

CHAPTER1 捨てたもの、やめたことってなんだろう あの人の「自分軸」のある暮らし
石黒智子さん(エッセイスト)/小川奈緒さん(エッセイスト)/ショコラさん(ブロガー)/園田マリエさん(料理編集者)/apartment301さん(インスタグラマー)
CHAPTER2 ミニマリスト・インフルエンサー8人の「私たちが捨てたもの、やめたこと」
あさこさん/かさもさん/しゃけさん/みくさん/miniさん/みやさん/megさん/よしかわりなさん
CHAPTER3 "もの"や周囲に振り回されない 「自分軸」があれば、お金が貯まる
深川恵理子さん(ファイナンシャルプランナー)/えまさん/ちぇそさん
CHAPTER4 ズボラでもOK リバウンドしない ものの減らし方レッスン
三吉まゆみさん(整理収納アドバイザー)
CHAPTER5 『28文字の片づけ』シリーズ出張版 yur.3さんの読むだけで捨てられる格言集
yur.3さん(インスタグラマー)


CONTENTS
CONTENTS

※画像提供:主婦の友社

 
  • 書名 私たちが捨てたもの、やめたこと
  • サブタイトル「捨てる」と見える自分軸
  • 監修・編集・著者名主婦の友社 編
  • 出版社名主婦の友社
  • 出版年月日2023年11月13日
  • 定価1,430円(税込)
  • 判型・ページ数A4変判・100ページ
  • ISBN9784074558353

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