よしながふみさん原作の人気ドラマ、「きのう何食べた?」。西島秀俊さん演じる「シロさん」と、内野聖陽さん演じる「ケンジ」のゲイカップルが同棲する部屋は、決して広くはないけれど、いつもスッキリと片づいていて居心地がよさそうだ。
そんな2人の暮らしを彷彿とさせるのが、こちら。2023年11月17日に発売された、RoomStylist・収納アドバイザー、ひでまるさんの著書、『47㎡、2人暮らし ─大好きだけが並ぶ部屋作り─』(小学館)だ。
ひでまるさんは、47平米・1LDK・築35年のリノベマンションに、男性パートナーと2人暮らしをしている。狭いけれどすっきり温かい、工夫にあふれた自宅とそのテクニックを解説するルームツアーが好評で、Instagramのフォロワーは9.5万人を超える。
意外にも、かつてはものにあふれた生活をしていたというひでまるさん。散らかった部屋でいつも探し物をする日々の中で、「インテリアにも整理収納にもルールがある」ということを知り、片付けを始めた。部屋を片付けることで、自分の気持ちや考え方も整理され、セクシュアリティをカミングアウトすることもできたという。
本書では、ひでまるさんがたどり着いた理想の部屋を実現するための45個のルールと、「ルームスタイリングピラミッド」の公式を紹介している。
インテリアや整理収納の悩みを解決するひでまるさん流の「暮らしの3原則」は次の通り。
1 狭くても理想の空間は作れる。心地よさと広さは比例しない。
2 不要なモノを手放すと人生に必要なモノを選べる
3 インテリアは"ルール"。センスは要らない
素敵なインテリアに憧れても、家具やファブリックを買うのはひとまずガマン。まずは整理から始めるのがひでまる流だ。整理→収納→片付け→掃除→インテリアの順で、1段階ずつステップアップしていこう。
ひでまるさんは、「理想のインテリアや整理収納は、"ルール" を知れば誰でもできます」と言う。今年の大掃除はひでまる流ルールにのっとって、癒しの空間づくりをめざしてみては?
■安藤秀通(ひでまる)さんプロフィール
あんどうひでみち。1988年1月1日千葉県生まれ。「ひでまる」として、東京都杉並区にある築35 年リノベマンションでの男性パートナーとの2 人暮らしを、SNS を中心に発信、若い世代で話題を呼ぶ。2021年、インテリア&整理収納のサポートをするRoomStylistとしてデビュー。ディズニーストアや美術館、水族館ミュージアムショップにて8年間VMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)を学んだ経験を活かしたルームスタイリングは、数か月先まで予約がうまるほど。また、部屋作りの情報を詰め込んだルームツアー付きセミナーを自宅にて開催し、人気を博している。そのほか、地域公共施設でのセミナー、企業依頼(イケア、無印良品など)の整理収納セミナーやコラム執筆など、多方面で活動中。『NHK WORLD JAPAN』にて部屋と人を密着取材した番組が世界52か国で配信中。
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