2023年12月7日、インスタグラムで里山暮らしを発信する建築家の加賀江広宣さんの著書『住む、ということ』(婦人之友社)が発売される。
著者は、大学・大学院で建築を学び、ゼネコンの施工管理、住宅会社の営業を経て、2010年株式会社シンケンに入社。2013年、鹿児島市中心街から少し離れた里山に家を建て、妻、長男、長女、次女との生活の様子を発信。10万人以上のフォロワーを集めている。
本書は、著者自ら設計した天然素材の家づくりのプロセス、土地選びから資金計画、季節を楽しむ暮らしを紹介するもの。「心穏やかに優しい気持ちで毎日を過ごしたい」という想いのもとで行われた家づくりを知ることができる1冊だ。
また、12月5日の14:00~14:40には、鹿児島県在住の料理研究家・門倉多仁亜さんとのインスタライブも予定されている。
<はじめに>より
「住む」という言葉は、いつも、わたしたちのすごく身近にあります。思えば、人は生きる中で、常に何かの行為とともにあるものです。食べる、寝る、起きる、休む、働く......、こうしたことの質や良し悪しについては、さまざまなタイミングで考えさせられる機会に直面します。けれど、「住む」という行為について、ふだん思いを馳せることが、どれだけあるでしょうか。もしかすると、家をつくる、家を買う、家を修繕するといったことの中でさえも、「住む」ことへの思いにたどり着かないまま、目の前の営みで、思いが止まってしまうこともあるかもしれません。
【内容】
Chapter1 家と暮らしがつながった日
Chapter2 思いをこめた家づくり
Chapter3 暮らしが人生
■加賀江広宣さんプロフィール
かがえ・ひろのぶ/1980年長崎市生まれ。高校でインテリアを学んだ後、九州産業大学建築学科、同大学院建築学専攻修士課程修了。ゼネコンの施工管理、住宅会社の営業を経て、2010年株式会社シンケンに入社。2013年、鹿児島市中心街から少し離れた里山に家を建て、太陽、風、木々のにおいを感じる暮らしを楽しみながら、Instagramで発信する。妻、長男、長女、次女との5人暮らし。
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