2024年1月6日に発売された月刊誌『Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)』 (ディスカバー・ジャパン)2024年2月号 Vol.147の特集は「人生に効く温泉」。
日本人にとって癒しであり、コミュニケーションを生む装置でもある温泉について、それを活用した"保養"や"地域活性"を含めて特集している。
歴史ライター・上永哲矢さんによるコラム「あの武将も温泉好き!」では、戦国武将と温泉の関わりが紹介されている。
たとえば、戦国武将で一番の温泉好きとして知られる豊臣秀吉は、44歳から亡くなるまでの15〜16年ほどの間に9回も有馬温泉へ湯治に出かけた記録が残っている。有馬を気に入った秀吉は、側近である石田三成や茶人の千利休を連れて湯治に来たり、民家を立ち退かせて有馬の温泉地に自分専用の「御殿」を作ったりしていたとされる。
さらに、明智光秀の汚名を洗い流すために作られたとも言われる京都・妙心寺の「明智風呂」の成立経緯など、誰かに言いたくなる温泉豆知識が披露されている。
このほか、中長期滞在しての温泉保養地としての可能性を模索する「由布院温泉」の動き、温泉教授・松田忠徳さんと温泉ビューティ研究家・石井宏子さんが選ぶ「保養にいい温泉&温泉宿」特集、フィンランド在住のサウナ文化研究家・こばやしあやなさんが監修した「サウナの可能性」特集、写真家・今田耕太郎さんによる、現代を象徴する東京の銭湯写真を集めた「東京銭湯15」特集など、さまざまな情報が満載。温泉好き必見の1冊となっている。
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