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芥川賞候補作家・向坂くじら『ことぱの観察』 何気なく使っている言葉を見つめ直す

ことぱの観察

作家・向坂くじらさんのエッセイ集『ことぱの観察』(NHK出版)が2024年12月25日に発売される。

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向坂さんは、24年に『いなくなくならなくならないで』(河出書房新社)で第171 回芥川龍之介賞候補となった気鋭の作家。執筆活動に加え、小学生から高校生までを対象とした私塾「国語教室ことぱ舎」の運営もしている。

本書では向坂さんが、言葉の持つあいまいさや脆(もろ)さを鋭く見抜き、記憶や感情の「手ざわり」から意味を再構築。言葉の定義をめぐるエッセイ集となっている。

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各編の終わりには、向坂さんによる単語と同じ題名の書き下ろしの詩も収録。また発売を記念して、向坂さんの「直筆サイン本」も販売される。

  • 書名 ことぱの観察
  • 監修・編集・著者名向坂くじら
  • 出版社名NHK出版
  • 出版年月日2024年12月25日
  • 定価1980円(税込)
  • 判型・ページ数四六判並製・272ページ
  • ISBN9784140057544

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