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テキトーな会社でも1年以内に黒字になれる「目からウロコ」の中小企業の経営術

赤字になった場合、銀行から借入をしてしのぐことを選択する会社は多いでしょう。
しかし、その結果、「資金繰りが悪化した→銀行から借入しよう→借金を返せない!→リスケしかない!」と、自転車操業に陥ってしまう会社も少なくありません。

本書『社長のための 1年で会社を黒字にする方法』の著者、武田雄治氏は「企業体質を改めないと、倒産を先送りするだけ」と、そのような銀行融資に依存することに警鐘を鳴らしています。
また、面倒だからと、会計事務所に決算書に関することを丸投げしている会社も、黒字化になることは難しいと武田氏は言います。

「黒字化」は中小企業の永遠のテーマですが、そもそも「なにからしていいかわからない」会社がほとんどと言われています。

そこで武田氏は、

1.赤字の見える化
2.赤字を立て直す方法の立案
3.問題解決

という順番に沿って、本書で黒字化のノウハウを説明しました。

むずかしい経営・会計用語は極力使用していないので、会計やマーケティングにくわしくない人でも短い時間で読み切れる内容です。

さらに、「売上が半分になっても黒字を確保できる」「コストダウンよりも売上向上を先に実施してはならない」「見えるコストだけでなく、見えないコストも削減する」「粗利益1%向上させて過去最高益を達成する」といった、即効性のあるテクニックもくわしく紹介しています。

中小企業金融円滑化法が2013年3月で終了し、銀行が赤字の中小企業への融資を厳しくするといわれています。本書で紹介した“即効性のある”手法を活用して、早期の黒字化をめざしましょう!

業種問わず、社長や経理の方にオススメの1冊です。

書名:社長のための 1年で会社を黒字にする方法
著者:武田 雄治
発売日:2012/10/27

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