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借金の「返し方」ひとつで会社の命運が変わる!

  中小企業円滑化法案は2013年3月に終了してしまいます。本来、リスケジュールは融資を受けられない企業が資金繰りをよくするための“第2の手段”でしたが、中小企業円滑化法案によって、「銀行が中小企業の銀行融資返済のリスケジュール申し出に応じること」が銀行に努力目標として課せられ、安易なリスケジュールも散見されたようです。

 40万社以上の中小企業がリスケジュールを行ったといわれていますが、「リスケジュール後」についての情報はあまりありません。引き続きリスケジュールできるのでしょうか? もしくは、貸しはがしされてしまうのでしょうか?

 本書『社長のための 借金の返し方・追加融資の受け方』の著者、川北英貴氏は「リスケジュールの更新ができなければ、企業は返済を再開しなければなりません。大部分の企業にとって、返済の再開は困難でしょう」と、中小企業円滑化法案後の状況の厳しさを指摘しています。

 会社をつぶさないためにも、ほとんどの中小企業は借金を返しつつ、追加融資を受けて資金繰りを円滑にし、場合によってはリスケジュールを更新しなくてはなりません。

そこで、本書は

1.ムリのない返済プランを立てる
2.追加融資を受ける
3.最適なリスケジュールを行う
4.財務体質を改善して現金を増やす

という4つの軸を中心に、中小企業における「資金繰り・銀行交渉・経営改善」のポイントをコンパクトに説明しました。さらに、支払サイトの延期、赤字でも融資を受けられる方法、複数の銀行との交渉など、類書ではあまり紹介していないテクニックも満載です!

 中小企業円滑化法案終了後に不安を感じている中小企業の経営者はもちろん、資金繰りや銀行交渉に悩むすべての人にオススメの1冊です。


書名:社長のための 借金の返し方・追加融資の受け方
著者名:川北英貴
定価:1890円

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