フィギュアスケート男子シングルでオリンピック2連覇を果たし、昨年プロへの転向を表明した羽生結弦さん。今年2月26日には東京ドームで単独アイスショー「GIFT」を開催し、3万5000人の観客を魅了した。
9月には、アイスショーと同じ「GIFT」をタイトルにした絵本が講談社から発売される予定だ。羽生さんが物語をつくり、『カードキャプターさくら』などのマンガ作品で知られる創作集団CLAMPがイラストを手掛ける。
きっかけは、羽生さんからCLAMPへの作画依頼だったそう。世界をフィールドに活躍する表現者たちの奇跡のコラボとあって、国内外のファンから注目が集まっている。講談社では翻訳版の発売も検討中だ。
物語の内容は明らかになっていないが、羽生さんの紡ぐ文章には自身の半生を物語るような深みがあり、新たな才能を感じさせるという。
スケーターから物語の作り手へ。表現の幅を広げ、進化し続ける羽生さんからのスペシャルギフトを受け取ろう。
■羽生結弦さんプロフィール はにゅう・ゆづる／宮城県出身。2014年ソチ五輪に出場し、フィギュア男子シングルで日本人初となる金メダルを獲得。2018年平昌オリンピックでも金メダルを獲得し、オリンピック2連覇という偉業を成し遂げる。2022年にプロ転向を表明。現在プロスケート選手として活躍中。
■CLAMPプロフィール クランプ／1989年「サウス」第3号（新書館）にて、「聖伝-RG VEDA-」で商業誌デビュー。いがらし寒月、大川七瀬、猫井椿、もこなの女性4名からなる創作集団。海外での人気も非常に高く、世界20ヵ国以上で出版されている。代表作に『東京BABYLON』『X』『魔法騎士レイアース』『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』『xxxHOLiC』など。現在、「なかよし」（講談社）にて『カードキャプターさくら クリアカカード編』を連載中。
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