まるで写真のようにリアルなねこの絵。こちらは、NHK「ねこ育て いぬ育て」や「ねこ自慢」(BS TBS)、新聞各紙、『ネコブロス』など、さまざまなメディアで取り上げられ、SNSでも注目を集めている猫専門のえんぴつ画家、西方由美さんの作品だ。
長年一緒に暮らした愛猫タラコを亡くしたことをきっかけに、家にあった鉛筆だけでタラコと、タラコの子・クロの絵を描き始めた西方さん。「タラクロ」(タラコとクロ)に加え、近くに住む地域猫、出会った保護猫を精緻な筆致で描き、TwitterやInstagramで話題になった。
絵本『ねこのおと Cat Sounds』(金木犀舎)は、そんな西方さんが、猫の気配とぬくもりを「おと」で表現した絵本だ。
ごはんを「かり かり」
紙袋を「がさ がさっ」
爪とぎ「ばり ばり」
おだやかな寝息「すー すー」
擬音とともに、猫の仕草が鉛筆画で繊細に描かれている。猫好きにはたまらない一冊。タラクロを描いた『タラクロ・保護猫・地域猫 西方由美えんぴつ画集』もおすすめ。
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