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子連れ離婚。「逃げる夫」に養育費を払わせるには

マンガ 子連れ離婚を考えたときに読む本

   「3組に1組が離婚している」とも言われる時代、子育て世代の離婚も当たり前となってきている。働きながら育児をする女性が増えたものの、お金の面で離婚に踏み切れない方も多いだろう。

   そんな方のお悩みに寄り添う離婚カウンセラー・新川てるえさんの離婚実用書が漫画となった。発売から17刷ロングセラーの『子連れ離婚を考えたときに読む本』(日本実業出版社)を原作にして、最新の情報を加えた漫画となっている。

   2023年6月16日『マンガ 子連れ離婚を考えたときに読む本』(辰巳出版)が発売される。

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   本書では、複雑な離婚手続きや制度、離婚届の記入方法などを漫画でわかりやすく解説していく。

   また、「離婚を子どもにどう伝えるか」「親や周囲にどう伝えるか」「面会交流の際の注意点」など実践的なアドバイスも掲載されている。

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   本書のアドバイスは、子どものことを第一に考えたものとなっている。養育費や財産分与、面会交流の取り決めの重要性と、法的な強制力のある手続きの方法を解説。離婚カウンセラーである著者ならではのノウハウや、弁護士が監修した法的知識、ファイナンシャルプランナーや保険ジャーナリストによる実用的なアドバイスが満載だ。

養育費の取り決め「なし」が過半数

   とくに、問題となるのが養育費だ。実は、養育費の取り決めがなくても離婚届は受理されるため、離婚を急ぐあまりに取り決めをしないまま別れてしまうケースが少なくないという。

   実際、令和3年に厚労省が行った調査によれば、離婚母子家庭のうち養育費の取り決めをしている世帯は約47%で、取り決めをしていない世帯の方が多いのが実情だ。たとえ取り決めても、「逃げる夫」は多い。そんな時に知っておきたいのが「債務名義」だ。不払いが起きても法の力に頼ることができる。

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   離婚にはエネルギーを使うし、お金や手続きなどの不安もたくさんある。何より、子どもを不幸にしないために、事前にしっかり勉強しておきたい。

■新川てるえさんプロフィール
しんかわ・てるえ/作家・家庭問題カウンセラー・NPO 法人M-STEP 理事長。10 代でアイドルグループのメンバーとして芸能界デビュー。1997 年12 月にインターネット上でシングルマザーのための情報サイト「母子家庭共和国」を開設。3 度の結婚、離婚、再婚の経験を生かしシングルマザーコメンテーター・家族問題カウンセラーとして活躍。2014 年シングルマザーとステップファミリーを支援するNPO 法人M-STEPを設立。『子連れ離婚を考えたときに読む本』(日本実業出版社)、『子連れ再婚を考えたときに読む本』(太郎次郎社エディタス)など著書多数。TBS 「ひるおび」などメディア出演多数。


※画像提供:辰巳出版


 
  • 書名 マンガ 子連れ離婚を考えたときに読む本
  • 監修・編集・著者名新川てるえ 著、ふじいまさこ マンガ
  • 出版社名日東書院本社
  • 出版年月日2023年6月16日
  • 定価1540円(税込)
  • 判型・ページ数A5判、224ページ
  • ISBN9784528024045

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