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クイズで「折り返し」と言えば? プロが使う専門用語が一冊に。

クイズ語辞典

   クイズの世界は奥深く、競技クイズや大会までも存在する。長年続いてきた娯楽だからこそ、専門用語や歴史、うんちくも豊富だ。

   2023年10月14日発売の『クイズ語辞典』(誠文堂新光社)は、そんなクイズの世界を知ることのできる一冊だ。

『クイズ語辞典』近藤仁美・日髙 大介 著(誠文堂新光社)
『クイズ語辞典』(誠文堂新光社)

   クイズの世界には、「7〇3×」「押し込み」「読ませ押し」「ポロロッカ」などのユニークな用語がたくさんある。本書では、クイズにまつわる言葉を600語以上収録している。

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   一般的に使われることばでも、クイズ特有の意味を持つことも。たとえば「折り返し」は、「クイズで、勝ち抜け条件となる得点の半分まで到達した状態。折り返し地点」のことを指す。

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   他にも、クイズ番組のエピソードや名言、競技クイズや大会のルール、クイズを扱った作品など、幅広い観点でクイズの世界を紹介していく。

   気になる、クイズプレイヤーの生態も。

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   クイズ王、日髙大介さんによる往年の名作クイズ解説も収録。売れっ子クイズ作家による座談会も必読だ。

   競技クイズや大会に関わってきた人はもちろん、普段クイズ番組を楽しんでいる方も発見がたくさんある1冊だ。奥深いクイズの世界を覗いてみよう。

■近藤 仁美さんプロフィール
こんどう・ひとみ/三重県生まれ。早稲田大学在学中にクイズ作家として活動を始め、日本テレビ系『高校生クイズ』の問題作成を15年間担当中。その他、テレビ番組『クイズ! あなたは小学5年生より賢いの?』、ディズニーチャンネル『ミラキュラス』リアルイベントなど、各種媒体で問題作成・監修を行う。国際クイズ連盟日本支部長(2018~現在)。

■日髙 大介さんプロフィール
ひだか・だいすけ/宮崎県生まれ、浜松市育ち。14歳からクイズを始め、『パネルクイズ アタック25』『 タイムショック21』で優勝、『クイズ王最強決定戦』準優勝2回。1998年より『高校生クイズ』の問題作成を19年担当。『クイズ!ヘキサゴンⅡ』 『Qさま?』 『99人の壁』など80本以上の番組に携わる。クイズ王・クイズ作家としてメディア出演も多数。

■うのきさんプロフィール(絵)
大阪デザイナー専門学校卒業後、似顔絵師として活動。半年後、同人誌専門の印刷会社に入社。6年間勤めた後フリーのイラストレーターとして活動を始める。メッセンジャー、工場勤務を経て、32歳の時に「イラストハウスうのき」として独立。皮肉の効いた風刺漫画やクセのあるアニメーションが得意。


※画像提供:誠文堂新光社


  • 書名 クイズ語辞典
  • 監修・編集・著者名近藤 仁美 著、日髙 大介 著、うのき イラスト
  • 出版社名誠文堂新光社
  • 出版年月日2023年10月14日
  • 定価1870円(税込)
  • 判型・ページ数A5判、200ページ
  • ISBN9784416623190

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