芸人、IT企業の取締役、投資家として活動している厚切りジェイソンさん。家族全員が一生安心して生活できるお金を投資の利益だけで得ることができたといい、自身の経験から投資法をまとめた『ジェイソン流お金の増やし方』(2021年11月刊行)は、70万部超のベストセラーとなった。
このたび、待望の続編『ジェイソン流お金の稼ぎ方』(以上、ぴあ)が刊行された。前作がリスクの低いお金の増やし方を伝授するものだったのに対し、本作は「しかし、そもそも投資をするためのお金がない人はどうしたらよいのか」という問いに答えるものとなっている。
お金の「増やし方」と「稼ぎ方」は一見似ている気もするが、「稼ぎ方」=「稼ぐ力をつけること」なのだという。
「"稼ぎ方"は投資のようにお金を増やすテクニックではなく自分自身の価値を上げることで世の中から求められるようになり、それがお金という形で自分に入ってくるというものです。」
頑張って節約している。投資も少額ながらコツコツやっている。それでも、物価高騰が続くなか、給料は相変わらず増えない。一体どうしたらいいのか......。そんな声を聞くことが増えてきたと、ジェイソンさんは言う。
前作で心がけたのは、「投資の初心者でもわかりやすくお金について学べる」「本を読んだらすぐに行動に移せる」「お金を増やすことで読者のみなさんの人生の選択肢が少しでも広がること」。
刊行後、この本をきっかけに投資を始めたという声とともに、「そもそも収入が少ないから積極的に投資ができない」という声も多く、次は「稼ぐ力」について書こうと思ったそうだ。
ジェイソンさんは、アメリカの田舎で育った。家は決してお金持ちというわけではなかったという。環境や状況に振り回されないために意識してきたのが、「稼ぐ力」を身につけることだった。
「稼げるようになるにはどうしたらいいのか」「自分の人生を人にコントロールされないようにパワーをつけるにはどうしたらいいのか」と学生時代から考え、人生を戦略的に設計し、それを達成するために行動してきた。そして30代半ばにして、家族が一生生活するのに困らない資産を築き上げることができたという。
「僕が経済的自立をして、お金に振り回されることのない人生を送ることができるようになったのは、長期にわたって分散しながらコツコツと投資を続けてきたから。でも、それと同時に『稼ぐ力』をつけようとずっと意識して生活してきたことも大きな理由だと思う。」
物価高騰、円安......。なにが起こるかわからない今の時代、ジェイソン流お金の稼ぎ方(ジェイソン流人生哲学ともいえる)から得るものは大いにありそうだ。
■厚切りジェイソンさんコメント
「前作は世の中の人々に受け入れられ、70万部を超えるベストセラーになっていますが、そもそも投資資金がない人はどうしたらよいのかわからないというご意見をいただき、今回の内容で本を作ろうと思いました。本書で紹介する"お金を稼ぐ力をつける8の方法"は自分が今まで歩んできた人生の経験からお伝えする内容になっています。」
■CONTENTS
はじめに
CHAPTER1 「稼げる人」と「稼げない人」その差はなんだか知っている?
CHAPTER2 僕が稼げるようになるまでの道のり
CHAPTER3 ジェイソン流お金を稼ぐ力をつける8の方法
CHAPTER4 「稼ぐこと」と「幸せ」はイコールではない
おわりに
コラム
・人間関係と稼ぐ力は関係ない
・ブラック企業だけを責められるのか?
・コツコツやりぬく力=「GRIT」がない人はどうする?
■厚切りジェイソンさんプロフィール
あつぎりじぇいそん/1986年アメリカ・ミシガン州生まれ。17歳の時に、飛び級でミシガン州立大学へ入学。卒業後、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校へ進み、エンジニアリング学部コンピューターサイエンス学科修士課程修了。現在は3姉妹のイクメンパパながらIT企業の役員も務める二刀流芸人であり、NHK「Why!?プログラミング」にレギュラー出演するほか、情報番組でコメンテーターを務め、ドラマや映画に出演するなど幅広く活動している。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?