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「お尻にテニスボール」で体調改善 カラダが楽になる血流ストレッチ

心もカラダもラクになる 血流の整えかた

 2023年12月21日、薬剤師・西岡敬三さんの著書『心もカラダもラクになる 血流の整えかた』(明日香出版社)が発売される。

 本書は、体調のカギとなる「血流」を改善する方法をまとめたもの。仕事中や通勤中にもできる血流を促すストレッチ、寝る前にできる「温活」など、毎日に取り入れやすいものを紹介。東洋医学の視点から、体の根本(=血流)を整える毎日の習慣がわかりやすく解説されている。

『心もカラダもラクになる 血流の整えかた』西岡敬三 著(明日香出版社)
『心もカラダもラクになる 血流の整えかた』西岡敬三 著(明日香出版社)

デスクワークは血流の大敵

 長時間のデスクワークは血流を滞らせ、「疲れやすい」「なんだかダルい」「なかなか眠れない」「体が重い」「すぐイライラしてしまう」......などなど、体の不調の原因になる。

 とくに、同じ姿勢でずっと座っていると、お尻のあたりの血流が悪くなり、ひどい場合は足などに血栓ができ、それが肺に流れて詰まり、呼吸ができなくなったり、胸の痛みが出たりする症状(エコノミー症候群)が出ることすらあるという。

 この不調を回避するためには、1時間に1回はトイレに立つようにする、足首を回すなど、軽い運動を定期的に行うことが大切。また、座る際にテニスボール、もしくは丸めたタオルをお尻の下に置き、お尻を左右に軽く動かす運動も効果的だとされる。

 このほか、「電車に乗っているときに、意識してお尻をキュッと締めてみる」「左右の肩甲骨を近づける動きを1日10回する」など、スキマ時間に簡単にできる、血流をよくするためにおすすめの方法が多数紹介されている。身体のコリが気になる人にオススメの1冊だ。


【目次(抜粋)】
1章 健康のカギになる「血流」ってなに?
・体温が1度下がると、免疫力は30%下がる
・血液は「数値」より「質」が重要
・あなたの血管年齢をチェックしてみよう など
2章 まずは、自分の体を知ることから
・内臓の状態をチェックしてみよう
・コレステロール値は下げすぎない
・腸内環境を整えることの効果とは? など
3章 体の内側から血流を改善!【食事編】
・「食事」×「運動」×「睡眠」のバランスを整える
・血の巡りがみるみるよくなる食生活
・血管もクレンジングをしてあげよう
・体を温める食べ物と冷やす食べ物
・血管にやさしい食べ方 など
4章 しなやかな血管をつくる【運動・マッサージ編】
・体が硬い人は血管も硬い
・手でできる「温活法」
・足のツボを温めよう など
5章 質のいい睡眠で質のいい血をつくる
・睡眠と血流には深い関係がある
・睡眠不足なら15分の昼寝をしよう
・熟睡するために食事、運動と最強タッグを組もう  など
6章 もっと深く体の「流れ」を整える
・血流だけではない「気・血・水」が体の大黒柱
・免疫力と自己回復力
・理想は「病気が出てこない体」をつくること など


■西岡敬三さんプロフィール
にしおか・けいぞう/薬剤師。漢方の葵堂薬局代表取締役。1963年生まれ。京都薬科大学卒業後、帝国化学産業(薬剤メーカー)で勤務。1999年に漢方の葵堂薬局を創業。栄養状態を整えた上で、健康なカラダを漢方で作り出す西岡式漢方療法を確立。不妊治療にも力を入れ、1,000組以上の妊娠・出産を成功させてきた。著書に、『病院では教えてくれない 西岡式妊活で妊娠まっしぐら』(主婦の友社)がある。


※画像提供:明日香出版社

  • 書名 心もカラダもラクになる 血流の整えかた
  • 監修・編集・著者名西岡 敬三 著
  • 出版社名明日香出版社
  • 出版年月日2023年12月21日
  • 定価1,650円(税込)
  • 判型・ページ数A5変型判・248ページ
  • ISBN9784756923011

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