2023年12月18日、SNSやブログで話題の心理カウンセラー・寝子さん初の著書『「親がしんどい」を解きほぐす』(KADOKAWA)が発売された。
・自分がどんなに疲れていても、親の頼みをつい聞いてしまう
・親子喧嘩でひどい言葉を言ったり、言われたりすることが多い
・親に会うと、理由もなくイライラしてしまう
・話を聞いてほしいのに、話が通じていない気がする
・「私がやってあげなきゃ」というプレッシャーがある
本書は、このような親に対する「モヤモヤ」を抱えた人のために、その気持ちをときほぐすもの。「毒親っていうほどではないけど、なんだか親がしんどい......」。そんな「大人になった今の心の状態」の理解を深め、苦しい気持ちの抱え方も含めた、具体的な対処法を学ぶことができる。
本書によると、親に対する「モヤモヤ」には、当人にとって「大切な気持ち」が隠されていることもあるという。
たとえば、親子喧嘩でひどい言葉を言ったり、言われたりすることが多いのは、良い意味での「甘え」や「信頼」「絆」があるからかもしれないとされる。
また、親に会うと理由もなくイライラしてしまう人は、親がだんだん老いていることを実感してしまい、悲しかったり、やるせなかったりする気持ちがイライラに変わってしまっている可能性があるという。
【CONTENTS】
●はじめに――親に対するしんどさは"大切な気持ち"の宝庫
●第1章:「親がしんどい」の根っこを紐解く
●第2章:子どもの頃から続く"我慢"に気づく
●第3章:「大人になった今」の"揺れ"を紐解く
●第4章:「親の言動のワケ」を知ることでモヤモヤを晴らす
●第5章:「こうしなきゃいけない」の呪いを解く
●第6章:「親がしんどい」を軽くする対処法
●第7章:親に対する関わり方は、自分で選んでいい
●おわりに
■寝子さんプロフィール
ねこ/臨床心理士。公認心理師。スクールカウンセラーや私設相談室カウンセラーなどを経て、現在は医療機関で成人のトラウマケアに特化した個別カウンセリングに従事。トラウマの中でも、親子関係からのトラウマケアと性犯罪被害者支援をライフワークとしている。臨床業務の傍ら、ツイッター(現X)で心理に関する発信をし始め、フォロワー1万人超え。対処法よりも自分を理解することに重きを置いた内容が支持され、ブログ記事は「探していた答えが書いてあった」「自分の状態がクリアに理解できた」と評判になっている。
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