健康の大切さがひしひしと身に染みる今、健康を作る食事も見直したいところ。
なにより健康は肌つやにあらわれます。いつまでも若々しくて美しい人は、やはり健康状態もいいもの。内臓がきちんと働いている証拠です。
『管理栄養士が教える 美肌スープ』(森由香子著、青春出版社刊)は管理栄養士の森由香子さんが、何歳になっても美肌を守るための「美肌スープ」を紹介していきます。肌荒れ、吹き出物、シミ、そばかすなど多くの女性が悩んでいる肌トラブルをピックアップし、それぞれの症状に効果的なスープメニューを紹介。スープに含まれる栄養素のはたらきや、飽きてきたときに味を変えるアレンジ、別のメニューに応用する方法なども満載です。
胃腸、肝臓、腎臓などの内臓、血管などが若々しくあって初めて、肌も若々しく美しくなるもの。反対に内臓が老いてくると、肌の状態も悪くなり、見た目も老け込んでしまいます。
お化粧でごまかすよりも、体の内側からケアするのが大切。まさに「急がば回れ」ですが、スープはそれにもってこいなのだとか。
それには7つの理由があるそう。
1.スープだけで、バランスのよい食事ができる
スープなら好きな食材をいろいろ入れれば、それだけで栄養のバランスがとれた食事になる。
2.料理が苦手でもスープなら簡単
材料を切って鍋の中で調味料と一緒に煮るだけでスープができるので、料理が苦手な人でも簡単に作れる。
3.スープは作りおきができる
時間をおいても温め直せばあまり味の変わらないスーおうは作りおきに向いている料理。お鍋のまま冷蔵庫で、または保存袋に小分けして冷凍庫に保存しておけば、1週間程度は日持ちする。
4.1日1回スープを飲むだけで、栄養バランスをリセットできる
朝昼の食事で栄養が偏っていたとしても、夕飯でいろいろな食材を入れたスープを飲めば、不足していた栄養素を補給できる。
5.食材の栄養素がむだなく、まるごといただける
ビタミンCなど、栄養素には水溶性のものがあり、野菜をゆでると、栄養素がゆで湯に流れ出てしまい、むだになってしまう。スープなら、流れ出た栄養素もむだにならず、そのままいただける。
6.野菜がたっぷり食べられる
野菜をスープに入れて火を通すことで、かさが減り、無理なく、美味しく、たくさんの野菜をとることができるので、普段の食生活での野菜不足も補える。
7.いろいろアレンジできる
作りおきしたスープに飽きたら、一手間加えることによって違う味を楽しむことができる。本書で紹介されているレシピには、アレンジ方法も掲載されているので、いろいろな味を楽しむことができる。
「今日の食事が5年後の肌の状態を決める」と言っても言い過ぎではないと、森さん。調理のカンタンさや保存しやすさ、アレンジの幅でスープに勝る料理はありません。積極的に利用しところです。
本書はそのまま料理レシピ本としても使えるので、本書を参考に美肌スープを食事に取り入れ、身体の内側から美しい肌を目指しましょう。
(T・N/新刊JP編集部)
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