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大宅賞は『八九六四』と『選べなかった命』。 『うつ病九段』『告白』は受賞逸す

 第50回大宅壮一ノンフィクション賞(日本文学振興会主催)は2019年5月15日、河合香織さんの『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』(文藝春秋)、安田峰俊さんの『八九六四 「天安門事件」は再び起きるか』(KADOKAWA)に決まった。同賞は一昨年に「大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞」に改称していたが、今回、再び元の名称に戻した。『八九六四』は、第5回城山三郎賞も受賞している。
 このほか候補作には、先崎学さんの『うつ病九段』(文藝春秋)、旗手啓介さんの『告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実』(講談社)など3作も上がっていた。

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『八九六四 「天安門事件」は再び起きるか』

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