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日本の「パラリンピックの父」を描く

 2020年の東京五輪まで1年を切った。本書『日本のパラリンピックを創った男 中村裕』(講談社)は日本の「パラリンピックの父」中村裕博士(1927~84)の生涯と、その遺志を受け継ぎ、障がい者自立の道を歩み続ける「太陽の家」(大分県別府市)を、中高生に向けてわかりやすく描いたノンフィクション。

 本書の主人公の中村裕博士は医師。「障がい者雇用」という概念がなかった日本に、「保護より機会を」という理念を掲げ、障がい者自立の企業体を生み出した。「パラリンピック」という単語を初めて使用した世界規模の「スポーツ大会」を日本で開催したのも中村博士の業績だ。著者の鈴木款さんはフジテレビ解説委員。著書に『小泉進次郎 日本の未来をつくる言葉』(扶桑社新書)などがある。

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写真は『日本のパラリンピックを創った男 中村裕』(講談社)

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