松本人志さんが表紙を飾る「週刊朝日2021年3/5増大号」(朝日新聞出版)が、2月22日に発売された。
松本人志さんのベストセラー『遺書』と『松本』(ともに朝日新聞社)は1993年から95年の2年間にわたり、「週刊朝日」で連載されたもの。当時、編集部で連携を担当していたコラムニストの矢部万紀子さんは、「連載担当者として改めて書くが、文もイラストも100%松本さんだ。手書きの文字とイラストが毎週ファクスで送られてきて、締め切りに遅れたことは一度もない」と振り返る。また松本さんも、「根本は変わってないんですよね。僕の中で、魂みたいな部分は、全然変わってないです」と語っている。「週刊朝日」でしか知ることのできない松本さんの本音の詰まったインタビューは必見だ。
注目は、皇室特集だ。本誌が創刊されたのは、1922(大正11)年。その4年後に昭和の時代が始まった。今回は、99年の歴史を振り返り、今ではありえないような、貴重な皇室報道の記録を掘り起こす。なかでも上皇様の青年時代のエピソードは必読。本誌記者による座談会で「新聞記者は嫌い」「(英語の)スピーキングはおとくいではないらしい」などほほえましい内緒話も。大正、昭和、平成、令和にわたる皇室の歴史と、美智子さまの「秘話」も見逃せない。
今週から、本誌の恒例企画「大学合格者高校ランキング2021」もスタートした。第1弾は東大・京大推薦入試の結果について、ランキングを掲載している。特集では、東大100人程度、京大165人という学校推薦型選抜(京大は特色入試)に合格したスーパー高校生の素顔を取材。女性学の第一人者、上野千鶴子さん、元財務官僚の山口真由さん、ミス東大の神谷明采さんの鼎談では、増えない東大生の女性比率について議論を交わす。
ほかの注目コンテンツは下記の通り。99年の歴史を総ざらいできる保存版だ。
●厳選136語 本誌が報じた流行語から見えてくるリアルな世相
99年間の歴史の中で、週刊朝日は常に新しい言葉とともに歩んできました。創刊号までさかのぼって本誌が報じた新語・流行語を振り返ってみると、出てくる、出てくる──。時代のリアルな世相が宿った流行り言葉を振り返ります。三島由紀夫の結婚で定着した「ジューンブライド」、回転ずしの始まりとなった「人工衛星ずし」、次々と生まれた「◯◯族」......あなたはいくつわかりますか?
●大正時代に「アンチエイジング」!? 週刊朝日が伝えた健康と美容
飽食の時代を生きる現代人にとって、健康や美容は大きなテーマです。ところが、実は大正時代からそうしたジャンルへの関心は高かった模様。週刊朝日の99年を振り返ると、現在と同様に多くの記事を載せていました。大正時代にはすでに「若返り法」、つまり現代で言うところの「アンチエイジング」をテーマにした記事も。気になるその中身とは?
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