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YouTubeで話題の「おじいちゃん先生」直伝! クレヨンだけでどこまで描ける?

柴崎春通監修 楽しい大人のクレヨン画BOOK 16色のクレヨンセット付き

 「おじいちゃん先生」の愛称で人気の水彩画講師・柴崎春通(はるみち)さんが、"お絵描き初心者"も楽しく絵を描くことができる本を作りました。『柴崎春通監修 楽しい大人のクレヨン画BOOK 16色のクレヨンセット付き』(宝島社)です。

『柴崎春通監修 楽しい大人のクレヨン画BOOK 16色のクレヨンセット付き』(宝島社)表紙
『柴崎春通監修 楽しい大人のクレヨン画BOOK 16色のクレヨンセット付き』(宝島社)表紙

 柴崎さんのYouTubeチャンネル「Watercolor by Shibasaki」は、現在、登録者数166万人。水彩画が専門ながら、ぺんてるクレヨンを使った動画が647万回再生、サクラクレパスを使った動画が483万回再生など、クレヨン画が特に人気です。(登録者数、再生回数は2023年5月30日時点)

 クレヨンといえば子どもがよく使うイメージかもしれませんが、大人にもぜひ使ってほしい画材なのだそう。本書には、柴崎さんがセレクトした16色のクレヨンセットが入っています。


 冊子では、「リンゴ」「花束」「猫」「風景」「人物」の5つの絵にチャレンジできます。手順に沿って、左ページにある柴崎さんのお手本を見ながら、右ページの下絵を塗る構成です。

 今回は、「リンゴ」を塗ってみることにしました! こちらが柴崎さんのお手本です。

キャプション:『柴崎春通監修 楽しい大人のクレヨン画BOOK 16色のクレヨンセット付き』(宝島社)誌面より
キャプション:『柴崎春通監修 楽しい大人のクレヨン画BOOK 16色のクレヨンセット付き』(宝島社)誌面より

 さっそくクレヨンを手に取りましょう。まずは、黄色、オレンジ、赤、黄緑の順に色を重ねます。


 粘度が高く、しっとりとした描き心地です。全体が塗れたら、次は影。使うのは紫、水色、こげ茶だそうです。えっ、水色?


 影の次は、白でハイライトを付けます。力加減を工夫しないと色が見えなかったり、クレヨンの先に他の色が付いて混ざったりと、なかなか大変です。


 仕上げに、表面の斑点やテーブルにできる影などを描き込み、なんとかお手本に近づけていきます。指で伸ばしてムラを消すと本物っぽくなることに気づき、ゴシゴシしているうちに指先も真っ赤に。約1時間半かけて完成したのが、こちら。


 我ながら会心の出来栄え! でも、最初から1人で色まで選べと言われたら、絶対に描けません。柴崎さんのレクチャーのおかげです。

 「花束」「猫」「風景」「人物」はさらにたくさんの色を使うので、難易度が上がりそう。少し手を休ませて、またチャレンジしてみます。

 YouTubeチャンネル「Watercolor by Shibasaki」の商品紹介はこちら。
https://youtu.be/P0y4NOSZepo


■柴崎春通さんプロフィール
しばさき・はるみち/1947年生まれ。1970年、和光大学人文学部芸術学科卒。画家の荻太郎、中根寛に師事。2001年に文化庁派遣芸術家在外研修員としてニューヨークに滞在。2017年からYouTubeチャンネル『Watercolor by Shibasaki』で動画投稿を開始。絵の具やクレヨンなど様々な画材を用いた、わかりやすい絵画指導が国内外で多くの視聴者に好評を博す。2023年4月現在、チャンネル登録者数162万人を突破。


※画像提供:宝島社

※撮影:(BOOKウォッチ編集部

  
  • 書名 柴崎春通監修 楽しい大人のクレヨン画BOOK 16色のクレヨンセット付き
  • 監修・編集・著者名柴崎 春通 監修
  • 出版社名宝島社
  • 出版年月日2023年5月 8日
  • 定価2,519円(税込)
  • 判型・ページ数A4判・32ページ
  • ISBN9784299037589

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