モザイク編みは海外で人気の編み物で、多数の模様(パターン)を作ることができる。一方で、日本式の編み図ではわかりにくくなってしまうのが難点だ。
それを解決するのが、ドイツ出身のニットデザイナー、ベルンド・ケストラーさん流の編み図だ。2023年10月24日『初めてでも編みやすいベルンド・ケストラーのモザイク編み』(日本文芸社)が発売された。
本書のモザイク編みには4つのポイントがある。
1. 「ガーター編み」と「すべり目」だけ
2. A糸とB糸の2色で編む
3. 2色の糸は反対色がおすすめ
4. 白と黒だけのシンプルな編み図
「ガーター編み」と「すべり目」だけで完成するので初心者向きだ。また、ケストラーさんオリジナルの編み図は、出来上がりのイメージがしやすい。
基本から応用まで丁寧に解説されているので、初心者も安心だ。自分だけのモザイク編みのオリジナルパターンを作れる図表も掲載されている。
独特のカラーリングと模様を80種類も掲載。慣れてきたら、実例で紹介されているマフラーやクッションに挑戦しよう。
寒くなると編み物がしたくなる、という方も多いのでは? モザイク編みをマスターして、2色の毛糸が織りなす美しい世界を楽しもう。
■Bernd Kestlerさんプロフィール
ベルンド・ケストラー/ドイツ出身のニットデザイナー。12歳から独学で編み物を始める。1998年の来日以来、全国各地の編み物教室の講師をつとめたり、東日本震災時には被災地で寒い思いをする方々に向けた" Knit for Japan" のプロジェクトを立ち上げるなど、編み物を通した社会活動に取り組んでいる。バイク好きで、編み物道具とともに出かけるのが日課。著書は『ベルンド・ケストラーのスパイラルソックス』(世界文化社) 、『ベルンド・ケストラーのいちばんわかりやすいブリオッシュ編み』(日本文芸社)他多数 。
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