華やかでみやびな世界を一皮剥けば、そこは、愛憎と陰謀うずまく人間ドラマの宝庫だった――。
2023年10月10日、『読みはじめたらとまらない 平安400年の舞台裏』(青春出版社)が発売された。編集は「日本史深掘り講座」。
本書は、天皇の平安遷都から、藤原氏の全盛時代、院政期を経て、侍たちの恩讐と暴力によって武家社会が開かれるまでの「平安世界」をとことん楽しむエンタメ日本史講座。
平安時代の特徴は、とにかくその「長さ」にあるとされる。約400年という長大な時間は、江戸時代のはじまりから、明治・大正・昭和を経て、平成・令和に至るまでの期間にほぼ匹敵するもの。日本はその間に「日本的」な個性を身につけたともされる。
藤原道長の生涯から、源氏物語をめぐる五つの疑問、早良親王の怨霊伝説、祇園祭が生まれた経緯まで、平安時代のさまざまな知識を学べる1冊だ。
■日本史深掘り講座
にほんしふかほりこうざ/これまで、日本史を中心テーマに執筆活動を続けてきたライターたちによって結成された。最新の研究成果をもとに、古代から近・現代まで日本の歴史を深く掘り下げ、さまざまなメディアを通じて、ひろく一般向けに発信している。
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